駿河湾系おたく

駿河湾系おたく

狭く深く。

【SV S14】ターンクランチ【最終15位】

どうも皆さんお久しブリーフ。初めましての方は初めまブリーフ。松本です。

ポケモンSVが発売してから1年以上。どうせポケモン以外することないくせに13シーズンも何をしていたかと言うと、ただシンプルに黒星を積み重ねる日々を過ごしていました。いや本当に毎シーズン数百戦潜ってました。

そして遂に長く苦しい戦いを乗り越え、空高く羽ばた......いたとは言いづらい微妙な成績で顔を出す辺りが最高に俺の人生です。

とは言ってもやるときはやる。大事なところは決めるスタイルってね。POP TALKINGな気分やで。

以下発表会。個別は並び順です。

 

 



【構築経緯】

ランドロスで「挑発」するのが夢だった。ランドロスを採用。
真面目っぽいことを言うなら「電磁波」展開をさせず、ハバタクカミに対して強めに動くことができ、不利な相手が出てきても威嚇があるため裏から巻き返していきやすいと判断しここを始点とした。

突破力を持たないランドロスからスタートしたため、「蜻蛉返り」と合わせて壊しを担えるポケモンを考え、素早さと瞬間火力からパオジアンを採用。

ランドロスから展開する際、両ウーラオスやパオジアンに対する引き先が居なくては対戦が始まった途端目の前が真っ暗になりがちなため、タイプで引きが成立し「クイックターン」で展開を作ることができるアシレーヌを採用。ここまでを軸とした。

一応引き先こそ用意したが、正直ランドロスと対面したパオジアンはどんな手を取っても文句を言わせないレベルの圧力があるため、ここを補強したかった。それが可能で、且つ優秀な対面操作技を持つガオガエンを採用。

ランドロスガオガエンの選出をした際、相手の連撃ウーラオスが自慢の武術を披露しているだけで何も起こらないまま負けてしまう。そのためここに耐性を持ち、エースになれるポケモンを探した結果、水オーガポンがドンピシャリ。採用が決まった。

ここまでエースが物理一本であり、またそのエースが止まった瞬間対戦が著しく劣勢に陥るため、ラスト一枠には特殊エースを採用することに。速くてパワー、圧力がある。ハバタクカミを採用。これを以て最終構築とした。

 

【コンセプト】

様子見からエースを安全に着地し、数的有利を作って逃げ切る
一切の命中不安技を採用しない

の2点。下のは持病。

 

【個別】*上昇補正 *下降補正

 

パオジアン@拘り鉢巻
実数値:155-189-106-c-85-182
技構成:噛み砕く/聖なる剣/不意打ち/氷の礫
テラスタイプ:悪

・H-B カイリューの特化鉢巻テラス「神速」確定耐え
・A 特化
・S 最速ジャローダ抜き

災厄の豹。やって良いことと悪いことの区別がついていない。
柔軟な動きなどは求めていないため圧力最大の拘り鉢巻。
最初は110族抜きでHを伸ばし、気持ち総合的な耐久力を伸ばしていたが、ジャローダと遭遇した瞬間青ざめたため変更。ピッタリ収まって得した気分。
テラスタイプは通りが良くリーチの伸びる悪。

安定最大打点「噛み砕く」
悪タイプやBを上げた相手に当てる「聖なる剣」
決まれば理不尽な先制技「不意打ち」
安定先制技「氷の礫」

の構成。
最初は「地獄突き」を採用していたが、特に活きる場面も無かったため「噛み砕く」に変更。
サブウェポン枠は「サイコファング」との択だが、対ウーラオスに於いてはトントンだったため、対ブリジュラスに於いて押せる可能性をみてこちらを選択。まぁどっちもどっちかも。
「不意打ち」は止むを得ない場合に押す。極力「氷の礫」。

尚「氷柱落とし」は選外。自分がやられて嫌なことは人にやらない。当然だわな。

 

 

 

ハバタクカミ@拘り眼鏡
実数値:131-a-91-182-156-193
技構成:シャドーボール/ムーンフォース/パワージェム/テラバースト
テラスタイプ:ステラ

・H-B パオジアンの特化「不意打ち」確定耐え
・S 最速マスカーニャ抜き

バタミ。ムウマージの気持ちも考えてほしい。
こちらも対面操作から着地するエースなため、瞬間火力を考え拘り眼鏡。
最初はもっと耐久に割いていたが、結局技受けたらおしまいであったことや、火力の物足りなさを受け最低限を確保したCS寄りに変更。
テラスタイプは「神速」への耐性を残しながら火力を上げ、撃ち逃げとも相性が良いステラ。

安定一致打点「シャドーボール
安定最大打点「ムーンフォース
炎タイプへ「パワージェム」
潰しで使う「テラバースト」

の構成。これといった特徴はない。
最初は「パワージェム」のところが「滅びの歌」だったが、普通に要らなかった上に「パワージェム」が欲しい場面があったため変更。普通にこれでええ。

選出率はあまり高くないが、ひたすら無難な活躍をしてくれた。

 

 
ランドロス@オボンの実
実数値:195-175-111-c-134-113
技構成:地震/蜻蛉返り/挑発/ステルスロック
テラスタイプ:炎

・H-D ハバタクカミの特化眼鏡テラス「ムーンフォース」確定耐え
・A 4振りハバタクカミを「地震」で確定一発
・S 準速アシレーヌ抜き

犬。ワンワン言いながら化け物のお手伝いに東奔西走する。
クッションポケモンにとって汎用性の高いオボンの実。主にハバタクカミへの行動回数を増やす点で役立つ。
最初は素早さを115、残りをHDで使っていたが、火力がありすぎる上に速すぎるハバタクカミに1みたいな耐えられ方をするのが癪に障ったこと、最速ガチグマなんてポケモン(バケモン)はこの世に存在しないことから現調整に着地。一度生意気を挟んだが、控え目タスキアシレーヌくらいは抜いておきたかった。
テラスタイプは炎オーガポンや、ハバタクカミに対して行動回数を増やすことができる炎。

安定一致打点「地震
ランドロス「蜻蛉返り」
相手の展開を止める「挑発」
エースへの道を開ける「ステルスロック

の構成。カイリューがつらい。
とは言っても、切れる技が精々俺の夢「挑発」であり、この技もこの技でエースで倒しづらい「電磁波」「羽休め」のカイリューへ役割を持てているため変えどころがない。

かつて豊穣の王であったランドロスも恐ろしい熊や災厄の豹が闊歩するこのパルデアの地ではただの犬に過ぎなかったが、それでも99%の選出率を誇る。偉大なる忠犬。

 

 
アシレーヌ@食べ残し
実数値:187-84-138-146-137-80
技構成:クイックターン/ムーンフォース/滅びの歌/守る
テラスタイプ:毒

・HB特化

Most Valuable Pokemon. 完全に余談だが俺はオシャマリが一番嫌い。
技との噛み合いが素晴らしい食べ残し。これを持つことでウーラオスの特化「雷パンチ」を確定2耐え。
Bの実数値を1でも落とすと上記「雷パンチ」のみならず、「水流連打」のダメージがにわかには信じ難い動き方をするためHB特化。余りの4はD。ハバタクカミの特化眼鏡テラス「ムーンフォース」の乱数が動くから。
最初は呑気で少しでも「クイックターン」のリーチを稼いでいたが、無振りガチグマと同速な点が致命的で図太いに変更。
テラスタイプは耐性変化が優秀な毒。

軸「クイックターン
安定一致打点「ムーンフォース
流しと詰めの両立「滅びの歌」
ターンとHPを稼ぐ「守る」

の構成。変更の余地なし。クッションとして最強の技構成。
ランドロスカイリューに日和っているため、場持ちするタイプの型は一旦「滅びの歌」で流してから2サイクル目以降で勝負を掛ける展開が多かった。

結局、ラスイチを滅ぼしてる時が一番楽しいってワケ。

 

 

オーガポン@井戸の面
実数値:159-161-112-c-117-178
技構成:ウッドホーン/ツタ棍棒/身代わり/剣の舞
テラスタイプ:水

・H-A-B +2アナライズ不一致「イカサマ」確定耐え
・A 「ステルスロック」と合わせて+2テラス「ツタ棍棒」で4振りカイリュー確定

鬼。可愛すぎる。
水無効の耐性を得るために井戸の面で採用。
これくらいはあったほうが良いだろうという推測の元汎用性を意識した調整。
正直数値云々よりも特性や技の性能を振り回して戦っていたため、ここについては確実にこうと言い切ることができない。
テラスタイプ水については言及することはない。

回復ソースにもなる安定一致打点「ウッドホーン
安定最大打点で急所がインチキな「ツタ棍棒
変化技を避ける「身代わり」
裏のデバフと合わせて片を付けに行く「剣の舞」

の構成。これも比較的変更の余地がない。
拘りエース(化け物のお二方)と比べて瞬間的な火力は出ないが、彼らよりも守りにゆとりを生むことができるし、積み技を所持しているため崩しの手段にバリエーションが増えるし、なくてはならない存在だった。

 

 
ガオガエン厚底ブーツ
実数値:201-136-154-c-113-81
技構成:フレアドライブ/叩き落とす/蜻蛉返り/捨てゼリフ
テラスタイプ:フェアリー

・H-D 187一致「大地の力」確定耐え

厄介コールで場を荒らす虎。一丁前な肉体を以てお洒落な靴を履きこなす。
最初はフィラの実を持っていたが、設置技と合わせて崩しに来る相手が多く、やがてその痛みに耐えかねたガオガエンは何かに目覚め靴を履いた。
同じネコ科の彼へ投げつけることを主な役割としていたため、調整はHB基調。ちょっと余らせた分を振り分けた形。Sには振らずアシレーヌとS実数値を揃えようかとも思ったが、同時選出することがなくやりたいだけ感が否めなかったため素直に振り分けた。
テラスタイプは一撃ウーラオスカイリューの「スケイルショット」意識でフェアリー。

安定一致打点「フレアドライブ
一致で且つプランを崩す「叩き落とす」
デバフよりも削りを優先する際の「蜻蛉返り」
削りよりもデバフを優先する際の「捨てゼリフ」

の構成。あまり変え先が思いつかない。
多分ガオガエンを採用した人間の中で、トップクラスに「捨てゼリフ」を使わなかったと思う。というのもパオジアンやハバタクカミを着地しに行く際は、削りの方が効果的に働きがちだから。
ウーラオスの姿がない際は、割と積極的に出すとイキイキ働いてくれる。しばらく外した際にレートが低迷したため、必要だったんだなと30日に気づいた。

 

 

個別紹介は以上になります。
主な選出パターンとしては

ランドロス+アシレーヌ+エース

これが9割くらい。最終日15位のROMは11-1でしたが、そのうち10戦これで、全部パオジアン。1戦はアシレーヌを前に出したパターン。一番やり方次第で対戦を作ることができる選出だったと思います。

ランドロス+ガオガエン+オーガポン

たまにやるやつ。相手のパオジアンに連敗するとこっちになりがちです。

ハバタクカミ+ランドロス+パオジアン

クッションがランドロス1枚で事足りるときにやります。相手を倒すんだよ。対面寄りの選出で、ぶっちゃけあんまりやりません。最後はこれだったけど。

 

ほんで重たいポケモン

キノガッサ

目の前に通る胞子及び攻撃技を選択します。俺は死ぬ

テツノツツミ

ちいかわになって何とかなることを願います。
クッション枠すべてを屠ってくるので、エースの実力が浮き彫りになります。

彼らが選出画面にいたら気分最悪です。クッションの行動を制限されるのってしんどいんやなあ。

クリアチャームカイリュー

そんなことすんなよ。でもなんか思ったほど負けませんでした。

 

と、まぁこんなところ。

命中不安を縛っている都合上、精神衛生上はよかったかもしれません。ただ自分の中ではこれがデフォルトになってしまったので実感できないところがありますね。

なんつって魚に砕く、ハリセンボンに地震カイリューに蜻蛉と3回技外したんですけどね。蜻蛉外れた時はまじで何が起きたかわからんかった。

ずっと勝てなくて苦しかったし今回も勝てたとは言えませんが、やっぱりポケモン楽しいです。やめられへんよ。

次は瞬間1位で満足したり仕事を言い訳に使ったりせず、ちゃんと勝ったと言える結果を目指して頑張りたいですね。

 

ほんじゃ、またランクマッチでお会いしましょう。

 

 

tn:159cm 最終15位 (137勝84敗 レート2191)

 

2/8追記

最近順位詐称がホットワードなのでとりあえずHOMEの画像貼っつけておきます。あと159cmって僕の身長なんですけど、ここだけの話去年の健康診断で測ったら160.7cmでした。詐称っちゃ詐称。

f:id:Kinodoku0808:20240207235820j:image

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【剣盾S34】真実の鬣【最終28位】

バンカラな若者の皆さん、こんにちは。松本です。

数シーズン置きに現れるおじいさんですが、忙しいのかと思えば全くそんなことはなく勝てな過ぎて現れる頻度が落ちてるだけです。普通にほぼ毎シーズンやってんだよな。

ただ今シーズンはスプラとかモンハンのアプデとか、ちょっと慌ただしかったですね。新シリーズだしやる気はあったのですが、最終日に対戦数の半分近くを熟すことになってしまいました。ちなみにスプラトゥーンは人生で初めてやりました。

とはいえ、まぁなんだかんだまぁまぁまぁみたいな結果に着地したので記事を書いていこうと思います。てかぶっちゃけ禁止伝説2枚ルールの頃から割と使ってた2枚を構築記事にしたかったが為に8時半23位で退散しました。我ながら情けないですね。若者の皆さんはもっと貪欲に勝利を求めて頂けたらと思います。僕の結果は少なくとも勝利ではなく、何と言うか"痛み分け"って感覚です。

ほんじゃこの辺で発表会へと移っていきましょう。自分としては、好きな要素を詰め込んだ上で割と思い通りになってハッピーでした。まぁ、「なんとかなれーッ」って言いながらやってる時間帯もあったけど。ちいきもです。よろしくお願いします。

個別は並び順です。

 

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【構築経緯】

ルールがすごいことになったのでとりあえず使ってみたい単体を並べて潜ってみたところ、ザシアンとジガルデの感触が良かった為ここから周りを埋めていくことにした。

最初潜った感想が「対戦が大味」というものだったこと、なんだかんだ言って環境の中心にはザシアンとカイオーガが居ると感じていたことから、それぞれへの引き先を用意したいと考えネクロズマ(日蝕)とキュレム(ホワイト)を採用。

バドレックス(黒馬)が良く通っていた為、地面の一貫切りも兼ねてイベルタルを採用。

ラスト一枠には当たったら嫌だなと思っていたラッキー等に刺せると考え「サイコショック」持ちのゼルネアスを採用して回していた。が、本当に微塵も選出しなかった為、同じことができ素の速さから通しルートを見易いバドレックス(黒馬)に変更して構築を完成とした。

 

【コンセプト】

可能な限り後出しで勝負する

の1点。

 

【個別】*上昇補正 *下降補正

 


イベルタル@命の珠
実数値:201-a-128-188-118-151
技構成:悪の波動/デスウイング/熱風/追い風

・H-B 244ザシアンの+1「巨獣斬」と命の珠スリップをダイマックス時確定耐え

カッコイイ鳥。
最初は突撃チョッキでの採用だったが、他で突撃チョッキが必要になったことに加え運用的にパワーの方が必要だと感じた為命の珠。
調整は汎用性が高いと判断してB振り。というのは建前で普通に流用。

メインウェポン「悪の波動」
メインウェポン「デスウイング
唯一の命中不安「熱風」
便利「追い風」

の構成で、流用。「追い風」はキュレムを動かす上でもやはり便利だった。
バドレックス(黒馬)がかなり通っている為必要な存在ではあったと思うが、選出率も選出時の勝率も恐らく最下位で、要考察。Cが必要な場面が多かったと感じた。

 

 

バドレックス(黒馬)@気合の襷
実数値:175-a-101-217-120-222
技構成:サイコショック/アストラルビット/ドレインキッス/悪巧み

・CS振り切り

カッコイイ馬。
お手軽行動保証気合の襷。シンプルに強い。
他に振る余裕も無かった為CS。

特殊数値受けに当てる「サイコショック
メインウェポン「アストラルビット」
「ダイフェアリー」が強い「ドレインキッス」
抜きに行く「悪巧み」

の構成。ラッキーと当たったら嫌(アンラッキー)だという理由で「サイコショック」にしており、実際そのおかげで選出できた対戦が2つあった。が、「サイコキネシス」ならもっと楽だった対戦も多くあり、個人的にこの選択は難しいと感じた。

 

ザシアン@朽ちた剣
実数値:199-205-136-c-138-201
技構成:巨獣斬/聖なる剣/身代わり/剣の舞

・H-A-B メタモンの+2「巨獣斬」を最高乱数切って耐え
・S 意地ザシアン抜き

カッコイイ犬。
ザシアンになるための朽ちた剣。
調整についてはマーシャドーの存在からある程度Sを伸ばしたい、耐久はあまり落としたくない、せっかくS伸ばすなら......と考えた結果こうなった。

ざしあ~ん「巨獣斬」
「ダイスチル」持ちに刺す「聖なる剣」
補助技持ちの前でとりあえず押せる「身代わり」
A実数値を補う「剣の舞」

の構成。最初に採用した型そのまま。メルメタルを意識したものだったが、中盤以降ディアルガに刺さることが多くかなり助けられた。
Aを落とした個体は久々に採用したが、流石はザシアンだった。

 

 

ジガルデ@食べ残し
実数値:205-130-143-c-116-160 (313-130-143-c-116-149)
技構成:サウザンアロー/身代わり/塒を巻く/龍の舞

・H-B +1で244ザシアンの+1「じゃれつく」最高乱数切って耐え
・A +2「サウザンアロー」でH振りザシアン最低乱数切って落ち
・S パーフェクトフォルム時+1で最速バドレックス(黒馬)抜き

カッコイイガンダム
場に居座って詰めにいく為食べ残し。
相手がザシアン引きを選択してきた際、どちらの積み技を選択していてももう一方を選択する余裕を持ちたかった的な調整。

1ウェポンで完結できる「サウザンアロー」
あらゆる場面で便利「身代わり」
詰めに使う「塒を巻く」
抜きに使う「龍の舞」

の構成。「蛇睨み」は好きじゃないの一点で不採用。
詰めと抜きで積み技を使い分けそうな書き方をしているが、出す時は大抵両方積む。
あまり使ってこなかったが、ダイマックスや技選択の見極めが難しく、上手に扱える人はすげ~という気持ちになった。が、ホウオウ+何かという選出に対して割とイキり散らかしてくれた為、貢献度は高かった。

 

 

キュレム(ホワイト)@突撃チョッキ
実数値:231-a-111-231-132-117
技構成:冷凍ビーム/大地の力/フリーズドライ/シャドーボール

・H-D 202カイオーガの雨下眼鏡「潮吹き」確定2耐え
・C 199-137までのザシアンをゴツメスリップ+「ダイアース」で確定

マジカッコイイ真実の龍。
特殊(主にカイオーガ)を相手取る為突撃チョッキ。
最低限の耐久力と、後ろのネクロズマからのトリル展開を見て火力も欲張った調整。

安定打点「冷凍ビーム」
カイオーガとザシアンに一応一貫する「大地の力」
カイオーガへの最大打点「フリーズドライ
バドレックス(黒馬)へ刺す「シャドーボール

の構成。「クロスフレイム」はイベルタルとザシアンに一貫する為採用したかったが

・安定氷打点として「冷凍ビーム」があまりに優秀
カイオーガとザシアンは最初に意識した並びで「大地の力」切りはあり得ない
カイオーガの「瞑想」や突撃チョッキを考えると「フリーズドライ」も切れない
・バドレックス(黒馬)と殴り合えないとネクロズマとの並びが破綻する他「ダイホロウ」を当ててからザシアンで締める等「シャドーボール」は応用も利く

といった理由で見送った。変えるならギリギリ「冷凍ビーム」。
ザシアンには一応引き先を用意してあり、多くの特殊と殴り合ってくれる為95%くらい選出した。更に90%は初手。本当に世話になった。

 

 

ネクロズマ(日蝕)@ゴツゴツメット
実数値:204-177-196-c-130-97
技構成:メテオドライブ/トリックルーム/ステルスロック/朝の陽射し

・HB特化

マジカッコイイロイド・フォージャー。
マーシャドーの襷削り、ザシアンを様々な圏内に押し込む等もはやメインウェポンのゴツゴツメット
ザシアンへの引きを成り立たせる為HB特化。キュレムから引くことが大半な為尚更。

「ダイスチル」が強力「メテオドライブ
並びの核「トリックルーム
撒いておけると嬉しい「ステルスロック
詰め用「朝の陽射し」

の構成。
トリックルーム」はキュレムをザシアンに対して動かす他自身の行動回数も増やすことができるのが便利で、相手の選出次第では早々にネクロズマで「ダイスチル」を選択して詰みの状況を作ることもできる。あと偉い感じがして嬉しい。
正直「ステルスロック」はあまり選択しなかったが、他の技が欲しいと思った回数よりは選択した為何とも言えない。
シーズンを通してザシアンの猛攻を受け続けた功労者。PP少ないのが玉に瑕。

 

 

以上です。
選出は

キュレム+ネクロズマ+@1

が9割。本当に大体初手キュレム裏ネクロ。
@1のところはトリル展開が切れた後のスイープ、2枚でカバーできない範囲があればそこの補強、を考えて出していたかなと思います(そりゃそう)。
一応相手にイベルタルが居たらザシアン、ホウオウが居たらジガルデはかなり優先して出しました。というかホウオウが居たらジガルデは100%出してました。

前のシリーズでもキュネクは割と使ってて、初手キュレムザシアン対面とか9割釣り交換されてたんですけど、今シーズンは割と殴ってもらえましたね。釣り交換が6割くらい。ネクロズマもオーガだのイベルだのと鉢合わせることが減って嬉しそうでした。痛そうではあったけど

あとよくあった負け方は、オーガに気を取られ過ぎてキュレムを消耗した結果バドレックスに打ち抜かれて負け、オーガがトリル下でキュレムより先に動いてジリ貧になって負けです。オーガの押しを感じたら素直にダイマックスを切って応戦するのが吉。そんな簡単なことに気が付いたのは最終日でした。

 

と、まぁこんなところです。
感想としては割と楽しい環境なのかもしれない、と思いました。やはり閃電鳥(さんだあ)くんが全然居ないのは大きいですね。後半になるにつれて電磁波がどんどん増えてきたのは気になりましたが、トリルもあるし何よりキュレムが9割5分動いてくれたんで2世代遡ってボルトロスの悪口を言うくらいで済みました。

1シーズン掛けて数値は正義を実感しましたが、せっかくの解禁環境で幻のポケモン達ノータッチなのはちょっぴり寂しいところがあるので、来シーズンは幻のポケモンを最後の構築に残すことを目標にしたいですね。

 

まぁ、やってるでしょう多分。またランクマッチでお会いしましょう。

 

 

tn:りかこちゃん 最終28位 (94勝53敗 レート2015)

【剣盾S31】DARKNESS WANWAN【最終125位】

気焔万丈!松本です。皆さん、狩ってますか?

僕ですか?僕は順位を見ればわかる通り狩られてました。心に傷を負ったのでトレーナーからハンターに転職したところです。

まぁ転職先で受付嬢のチッチェ姫(CV.楠木ともり さん)に執拗に話しかけてはニヨニヨ笑っているというキモヲタもドン引きの日々を過ごしているんですけどね。そろそろハンター協会から追放されるんじゃないかと怯えています。キモ過ぎて。

そんなこんなでまぁ構築記事でも書くかという気持ちになりましたと。どんなこんなだよって話なんですけど。うるせえな。書きたくなったんだよ。

と、いうワケで。とりあえず最終結果は125位と164位でした。毒にも薬にもなりません。ちまちま2ROM2桁付近で戦った後最後は両方連敗して終わり。あ、これ聞くといい感じに毒ですね。人生のモチベーションがみるみる落ちていきます。

お先が真っ暗になってきたところで、発表会へ移っていきましょう。特に目新しいものはないと思うので、僕のことが好きな狂人の方は見ていってください。僕は僕のことが大好きな大狂人なので後から自分で読みたいと思います。

個別は並び順です。

 

f:id:Kinodoku0808:20220706025803j:image

 

【構築経緯】

「まだもうちょいなんかあっただろ」と思っていたので以前使っていたザシアン+イベルタルからスタート。

相手のザシアンやサンダーに展開を取りに行きたい、基本的な選出内で対メタモンを完結させたい等の理由からラグラージを採用。

「身代わり」や壁構築、ザシアンの技が通らない相手(イッシュドラゴンズ等)への刺さりからドラパルトを採用。

カイオーガに勝てる気がしなかった為気持ち程度に水無効枠としてトリトドン

ホウオウ周りに全く勝てなかった為ウーラオスランドロスギャラドスカメックス(仮)を経て最終的にバンギラスを採用して構築を完成とした。共通点は全員スで終わる。

 

【コンセプト】

メタモンへの対応を幅広く取ってザシアンを選出する

の1点。

 

【個別】*上昇補正 *下降補正

 

 

バンギラス@ラムの実
実数値:175-204-131-c-120-113
技構成:ロックブラスト/噛み砕く/炎のパンチ/龍の舞

・AS振り切り

ス属の末裔。カメックスに「潮吹き」を遺伝するのが面倒くさかった為、ボックスでホウオウに勝てそうな顔をしていたゴジラを採用してしまった。ら、初めの数戦ホウオウに勝ててしまった為最後まで居てしまった。
「聖なる炎」への後出し、「欠伸」耐性を考えラムの実。
調整先も特に思い当たらなかった為AS振り切り。

ラグラージから展開する都合上連続技の「ロックブラスト」
一致で地面タイプへの打点「噛み砕く」
主にナットレイへの遂行速度意識「炎のパンチ」
積み技「龍の舞」

の構成。「噛み砕く」は「冷凍パンチ」と悩んだがヌオーやラグラージに勝つ場面があった為「噛み砕く」で使い続けた。

結果、最終日の8時40分にホウオウに2連で焼かれた挙句ランドロスに止められて負ける等全てが上手くいかない形で生涯を終えた。誰が悪い?俺が悪い。

 

イベルタル@命の珠
実数値:201-a-128-188-118-151
技構成:悪の波動/デスウイング/熱風/追い風

・H-B 244ザシアンの+1「巨獣斬」と命の珠スリップをダイマックス時確定耐え

GIFでかいねんお前。
ダイマックス権は主にこのポケモンに渡すつもりで圧力最大の命の珠。
積極的にダイマックスで潰しに動く為、ザシアン後投げに最低限動けるB振り。アッキサンダー等に対して詰みを防ぐ他、「ダイジェット」後のザシアンへの与ダメを意識して特殊。
できるだけCも伸ばしたかった為最初はSが149だったが、最速カプ・レヒレに抜かれる等様々な不都合が生じた後、同族対面「追い風」での退場に関わってくると気が付いたのを決定打として準速まで伸ばした。

メインウェポン「悪の波動」
配ってほしい「デスウイング
撃ちたくない「熱風」
強い「追い風」

の構成。当初は「追い風」が「不意打ち」だったが、「不意打ち」で勝つ対戦<「不意打ち」で欲張って負ける対戦+「ダイウォール」が無くて負ける対戦 だと感じた為変更した。
積みによる切り返しを許さない他、黒馬バドレックスにザシアンを通したり、ザシアンでメタモンを上から倒したりと「ダイウォール」枠を超えてかなり選択できる技だった。立ち回り面での貢献が非常に大きく、よう考えるなぁと思った。インターネットから拾ってきた技なので。

 

 f:id:Kinodoku0808:20220706025825j:image

ザシアン@朽ちた剣
実数値:197-244-135-c-136-170
技構成:巨獣斬/氷の牙/炎の牙/電光石火

・A-B 「巨獣斬」でメタモン(ザシアン)を最低乱数切って1発
・S ガブリアス抜き

五条悟。
A特化を確定として、Sを伸ばした個体での対戦がしょうもなかった為ほぼHPに振り切った。ただガブリアスくらいは抜いてないと困った為ちょっとだけ振った。
何を上手ぶっているのか努力値4余り。Bに振らなかった理由は、メタモン(ザシアン)への乱数が動くから。乱数2個切ったら調整じゃないと言い張っている点を除いても、「追い風」と併用する上でこの乱数が動くのは許容できなかった。せっかくA特化してるし。
正直Dの努力値と合わせてSを1でも伸ばしたらよかったかもしれない。いやあの、最初スカーフエースバーンが居たんだって。

領域展開「巨獣斬」
術式順転「氷の牙」
術式反転「炎の牙」
虚式「電光石火」

の構成。発端は「ゼルネランドナットやったらこれ1匹で勝つなガハハ」という悪質な考え。しかもあまりに遅い。つくづく環境への瞬発力が終わっていると感じるが、勝てる対戦は本当に楽に終わる為やめられなかった。

......最強な他、極稀に「封印」される辺りもソックリである。

 

 

ラグラージ@食べ残し
実数値:207-130-154-c-113-60
技構成:クイックターン/地震/欠伸/ステルスロック

・H-B 244ザシアンの+2「巨獣斬」を食べ残し込み確定2耐え
・H-D 194サンダーの命の珠「ダイジェット(140)」を最高乱数切って耐え

キモクナーイ
いっけねジジイがバレる。もう誰も言ってねえわこれ。
オボンの実だと、メタモン(ザシアン)へ後投げした際乱数次第で倒されてしまう可能性があったこと、相手のザシアンへ後投げする際「巨獣斬」+「じゃれつく」,「じゃれつく」+「じゃれつく」のどちらも乱数が信用ならなかったことから食べ残し。
後者は確実に耐えられなくなってしまうが、前者はかなり信用できる確率になる。だからザシアンミラーで「じゃれつく」押すのやめてくれよな。
調整はありふれたやつ。悲しみの果てじゃなくてね。もっとわかんねえか。
ちなみにSが最遅じゃないのは......粘るのが面倒だったからです......

ランドロスクイックターン
削りとして重要なウェポン「地震
カバルドン「欠伸」
どっちも「ステルスロック

の構成。食べ残しでの採用だが「守る」ではなく「地震」なのは、ザシアンに「身代わり」を置かれることが多すぎたから。に、加えて「ダイアース」のバフが強かったから。あとバンギヌオーのバンギを削るのがかなり重要だった。

初手サンダー対面は「身代わり」を嫌って「クイックターン」を選択していたが、後半「暴風」を撃たれているケースが多すぎて「お互い馬鹿だなw」が口癖だった。

 

 

ドラパルト@気合の襷 すり抜け
実数値:163-189-95-c-96-194
技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/不意打ち/龍の舞

・AS振り切り

一番強かった(結論ファースト)
お手軽行動保証、気合の襷。
+1「不意打ち」でメタモン(ドラパルト)が倒せる他、+1「ダイホロウ」がメタモン(ザシアン)に153,156~なので意地っ張り一択。

汎用性「ドラゴンアロー」
先手の味方「ゴーストダイブ
メタモン狩り「不意打ち」
積み技「龍の舞」

の構成。本構築に於いて変更の余地なし。
お互いのメタモンをお互いで止められる、出せない相手に強く出られる、等個人的にザシアンの背中がとっても似合うポケモン

普通のドラパルトが一番強い構築の時点で......という話は無視することで対策。

 

 

トリトドン@オボンの実
実数値:218-103-121-112-113-45
技構成:波乗り/地震/欠伸/自己再生

・H-B 244ザシアンの+2「巨獣斬」をオボンの実込み確定2耐え
・H-D 222カイオーガの「ダイアイス(130)」をオボンの実込み確定2耐え
・S 最遅バドレックス(白馬)意識

もう本当に使いたくない。割とずっと言ってるのに。
調整の幹になっているオボンの実での採用。ラグラージと逆感もあるが、双方明確に理由があるので個人的にはこれで良かった。
S個体値が下がっているのは、「トリックルーム」下でバドレックス(白馬)に上から動かれて負けた対戦があったから。これだけはマジの本当に英断で、5回は活きてバドレックス(白馬)に「欠伸」を入れることに成功した。ちなみにボックスにいた適当なSまぁまぁ個体にミントを使っただけなので45になっている。多分48以下ならいくつでも良い。

サンダーの「身代わり」意識で「波乗り」
カイオーガの「身代わり」意識で「地震
カバルドン「欠伸」
詰め筋「自己再生」

の構成。正直「身代わり」してくるカイオーガは大体HBだった為「地震」の旨みはだいぶ薄れていたように感じた。が、呑気な性格に前述の利点があった為そのまま使った。

本当にしょうがないんだけど、よく凍るポケモンだよな。一撃で葬られたり、凍ったままずっと場に居たり。可哀想じゃない?俺はそう思う。

 

 

以上。
選出は

ザシアン+ラグラージ+イベルタル

で出せた時が一番自分次第の結果になっていたと思います。
理想はザシで倒してラグで流して、イベルで倒して「追い風」退場、ザシで締め。基本選出ですね。
バンギラストリトドンは露骨に選出率が低かったですが、特に変更先も思いつきませんでした。一つ言えることがあるとしたら、育成を蔑ろにしない方がいいよってことです。遺伝が面倒くさいじゃあないんだよ。粘るのが面倒じゃあないんだよ。後者はもはや開き直ってラグミラー上取る前提で「クイックターン」からイベル出しとかやってたしな。

俺にしては構築の命中率も低いし、最後までザシアンミラーを上手に解決できなかったし、イベザシはもうお腹いっぱいです。しばらくはエルガドとかカムラの里にいそうですが、またなんか楽しそうな伝説のポケモンを見つけてやっていけたらと思います。

 

まぁどうせやってるし。またランクマッチでお会いしましょう。

【剣盾S27】新春惨敗・厄年カバルタル【最終115位】

クワ~ッスw 松本です。

皆様あけましておめでとうございます。いやもう全然普通に3月ですけど

インターネットから姿を消してるからさぞ現実が充実してるかと思えば全くそんなことは無かったり、そもそも姿を消してると思いきや普通に生息してたり“現代の歪み”として正しく生きております。

さて、今月は新ルールになったこと、年末年始遊び回ってたら身に覚えしかない明細が送り付けられクレジットカード会社に30万円弱盗まれたこと等を理由にポケモンをすることにしました。

結果は最終115位。リアクションに困りますね。最終日朝6時過ぎにやっと2000に到達し、なんとか2060くらいまで上がった後そこで停滞、最後はちゃんと連敗してシーズンを終えました。ブリーフですね。「僕達私達、ポケモン下手すぎ芸人です!」って感じです。

てか56位からほぼ同レートに負けて終わったら115位になってんの、ウケ狙いだろ。2だったり3だったりこのギリ桁変わりますみたいな順位取りすぎて捕鯨多な気分です。

しかし構築記事は書きます。書きたいし、何より悲壮感の漂う記事があると同じく勝てなかった人間が安心するので。個別は並び順です。

 

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【構築経緯】

ザシアン使わないとイベルタル倒せへん……と思ったのでザシアンとイベルタル特別なポケモンとして採用。

サンダーや相手のザシアンがしんどかった他、ジガルデやネクロズマを流したかった為カバルドン

壁や「身代わり」を使った相手に刺さり攻撃の相性補完が良かったドラパルト。

ザシアンがスカーフカイオーガに行動保証のない育て方だった為引き先としてトリトドンを採用。

メタモンが居るだけでザシアンが出せなくては話にならなかった為ヒートロトムを採用して完成。

 

【コンセプト】

タイプで往なして高火力押し付け
先制技で縛って捲り

の2点。先手後手に拘らないの1点とも言える。

 

【個別】*上昇補正 *下降補正

 

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カバルドン@オボンの実
実数値:215-132-165-c-113-67
技構成:地震/欠伸/ステルスロック/吹き飛ばし

・H-B 222ザシアンの「巨獣斬」「じゃれつく」の都合が良いライン

河馬。
最悪ザシアンに後投げする展開も用意したかったこともありオボンの実。
過去にパクった調整ラインを流用という自我のない調整。
削り「地震
安定行動「欠伸」
削り「ステルスロック
存在意義「吹き飛ばし」
で技構成について語ることは特に無し。

今期は対面したザシアンが100%の確率で「巨獣斬」を選択してきた為「地震」→「欠伸」と動いていたが、この動きを組み込むのであればもっとBに厚くするかラグラージを採用すべきだった。後ろに"すり抜け"のドラパルトを採用しているので尚更である。

 

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イベルタル@命の珠
実数値:201-183-116-135-118-166
技構成:イカサマ/デスウイング/不意打ち/身代わり

・AS振り切り

トリ。
ダイマックスした際の圧力に期待して命の珠。
先制技のリーチを伸ばしたかった他、ホウオウと殴り合ってもらいたかった為AS。意地っ張りも魅力的だが特別なポケモンは90~95辺りが多いこともあり陽気。
物理悪技でザシアンに当たるとすごい「イカサマ」
安定飛行打点であり、ヌオーに連打できる「デスウイング
すごい威力の先制技「不意打ち」
ヌオーやラグラージの前に残す「身代わり」
の構成。

長い為折りたたみ。主な内容は技の採用理由。 物理で採用する上で「不意打ち」は確定として、ダイマックスを切ることを意識した時「ダイウォール」を採用したかった。補助技の候補として「羽休め」や「挑発」辺りが真っ先に浮かんでいたが「羽休め」は何周もサイクルを回す気は無かった為優先度が下がり、「挑発」は選択したタイミングでザシアンに引かれていると謝ることしかできなくなってしまう。ということで引かれても行動ができ、ヌオーやラグラージの前で置けばかなり有利な展開を取ることができる「身代わり」を採用すると感触が良かった為最後まで使用した。
物理安定打点も最初は「鬱憤晴らし」だったが、「身代わり」の採用に伴いザシアン引きに刺さる「イカサマ」に変更。A特化S振り切りのザシアンであれば「イカサマ」→「不意打ち」で縛ることができる。ラッキー等への与ダメが減ってしまうが、そもそも陽気では押し切れず結局ダイマックスを切っていた為この変更は正解だったと感じる。
最後に「デスウイング」の採用について。持病の命中意識もあるが、「身代わり」が残った際にHPだけ回復してから引いたり、ヌオーの相手ができたりと利点が多かった為採用した。デメリットとして「ダイジェット」の火力がそれほど見込めなくなってしまいイベルタルミラー、対カプ・レヒレ等に支障が出るが、この辺はザシアンに相手をしてもらうことにして受け入れた。ぶっちゃけミラーでほぼ勝てないのは相当響いたので、「デスウイング」が最強でした!と言い切ることはできないカモ。

 

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ザシアン@朽ちた剣
実数値:179-242-136-c-137-189
技構成:巨獣斬/ワイルドボルト/電光石火/剣の舞

・H ゴツメスリップ意識の6n-1
・H-B 244ザシアンの+1「巨獣斬」最高乱数切って耐え

イヌ。
持ち物に言うことは無し。
Aが低いと相手のイベルタルがつらいな、エースバーン抜きたいしワンチャンザシアンミラー多めに取れないかな......という思考の卑怯者みたいな振り分け。
切らんでしょ「巨獣斬」
カイオーガやホウオウへの打点「ワイルドボルト
ミラー制したり、ちょっと削ったり便利な先制技「電光石火」
諸々悩んで積み技「剣の舞」
の構成。

最初は「インファイト」を採用しており最強のポケモンだなと思っていたが、最強過ぎて相手のメタモンがもっと最強になってしまっていたこと、中盤以降サンダー後投げで対処してくる相手が増えたことから「剣の舞」に変更した。
「剣の舞」が強くて勝った対戦もあるが、今見つめ直すと「氷の牙」の方が活きていただろうなと後悔している。メタモンヒートロトムで対処していた為「氷の牙」で範囲を広げても困らず、ジガルデサンダーランドロスなど撃てる相手が多い。いやミスった~~~~~

 

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ドラパルト@気合の襷 すり抜け
実数値:163-189-95-c-96-194
技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/不意打ち/龍の舞

・AS振り切り

タツ
お手軽に行動保証を得られる気合の襷。
意地っ張りAS。特に理由は無いが、陽気だったら落としている対戦も勝てている対戦もありそうだと感じたため一長一短。な気がする。
メインウェポン「ドラゴンアロー」
メインウェポン「ゴーストダイブ
便利な先制技「不意打ち」
襷を盾に切り返す「龍の舞」
の構成。

普通過ぎて普通に強かったくらいしか書くことが無い。ガマゲロゲダイマックスを誤魔化してもらったり、イッシュドラゴンズを相手してもらったりと本来意図してなかった形での貢献が多かったが、ドラパルトである必要はあったように感じる。

 

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ヒートロトム@カゴの実
実数値:157-a-173-126-128-107
技構成:ボルトチェンジ/オーバーヒート/悪巧み/眠る

・H-B 244ザシアンの+1「ワイルドボルト」→「インファイト」確定耐え

干支っぽい項から入ってきたのに電子レンジはどうにもならん。
カバルドンが重かった為役割対象に加えられそうなカゴの実。
主にザシアンの影と殴り合っていただく予定だったためほぼHB。4振りカプ・レヒレと同速なのは嫌だなと感じてSに4振り。だがBを1削ってCDに1ずつ回している意味も無さそうな為普通にHB特化で良かった。
タイプで往なして対面操作から裏の高火力展開「ボルトチェンジ
炎打点「オーバーヒート」
このポケモンで崩しにかかる時に使う「悪巧み」
HPを確保しておきたい時に便利「眠る」
の構成。

雑な感じでザシアンをメタモンに任せている相手には楽に勝つことができたが、メタモンに限らず相手のザシアンに後投げしてゲームを作りたいことがそれなりにあった為、ゴツゴツメットなどを持たせて技を考え直していればもう少し勝てる対戦もあったなと感じる。しかしカゴの実だからこそ選出できている対戦、「眠る」で体力を管理して勝った対戦もまたある。難しい
ひとつだけ、このポケモンを使うならHBかHDかCSだなと思った。
半端な数値で使っている時、何も耐えないし誰も倒せなかった。

 

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トリトドン@食べ残し
実数値:218-103-117-112-116-53
技構成:波乗り/地震/欠伸/自己再生

・H-D 222カイオーガの拘り眼鏡「冷凍ビーム」食べ残し込み確定2耐え

ウミウシ
「欠伸」と相性の良い食べ残し。
ザシアン+カイオーガを一手に背負ってもらいたかったためBにもDにも努力値を割いた。意味は無くなったが、一応自分のザシアンの+2「インファイト」耐え。
サンダーの「身代わり」意識で「波乗り」
「身代わり」+「瞑想」のカイオーガ意識「地震
基本的にはこれ連打「欠伸」
詰め「自己再生」
の構成。

「大地の力」で使っていた時はナメクジでしかなかったが、「地震」に変えたら突然海の王になった。サンダー+ザシアン+カイオーガといった選出は割とあった為、上手く「ダイアース」を打ち込んでいくと一匹で勝つことができてしまう。
ただ中盤にこの味を覚えてしまったせいで過剰に信頼してしまった感が否めない。最後は数値の低さに泣いていることが多かった様に感じる。

 

 

構築紹介は以上。
選出は取り巻き次第ではありますが、

対オーガザシアン:ザシアン+イベルタル+トリトドン
トリトドンで詰め

対イベルザシアン:カバルドン+ザシアン+ヒートロトム
ザシアンorヒートロトムで抜き

対黒バドザシアン:ザシアン+イベルタル+ドラパルト
順番に出して対面殴り勝ち

対ゼルネクロ:カバルドン+ザシアン+イベルタル
カバルドンでどちらか削ってどちらか通す

対ダイナホウオウ:カバルドン+ザシアン+イベルタル
カバルドン使い切って2匹で3匹倒す

が多めでした。禁止伝説の選出率が比較的高かったのは良かったと思います。
が、メタ張りが不十分で、再メジャーな相手に十分な負け筋があったのは明確な反省点だなと思います。トリトドンにオーガ軸任せきりとか。
他にも本構築の練りが表面だけで終わっており、対戦中にアドリブ効かせることが多かったです。
「最終日だし己の直感を信じた読み行動も辞さない」と決めてからレート上がってしまったし、目指す姿とはかけ離れていました。全部込みで実力不足。

 

 

こんなところかなぁ、文字数多いのはご愛嬌ということで。
自分しか悪くないけど、最終的に115位で終わったことに対して割と煮えてます。悔しいし、またやってんだろうな。
9世代までにもうちょっと何か残したい。またランクマッチでお会いしましょう。

 

 

tn:#TheBestENT 最終115位 (157勝92敗 レート2006)

【剣盾S23】ウ マ 漢【最終26位】

チョリィ~ッス。まこっちゃんです。

「もう今年はポケモン終わり!絶対やらんぞ!」と意気込んで臨んだシーズンは、結局シングルバトルを320戦やっているという結果でした。俺の負けです。

マジな話ダブルバトルに興味を持ちまして、レンタルで40戦くらいやったのち自分で考えながら潜ろうとしていたんですが、育成資材が足りなくてスイクンの特性を変えることができず結局レンタルでの40戦で終わりました。ハナクソか。ちなみに689位らしい。

で、「まぁちょっと使いたい軸あるし飽きるまでシングルやろう」と思ってやったらなんか結構勝つし飽きなかったというワケですね。ほんで最後は仕事の都合で最終日潜れず。キモヲタかキモヲタじゃないかで言うとキモヲタな結果でございます。

終結果はアレですが、4,5年振りに瞬間1位の座席に着いたし、半年前つける予定だった記事タイトルもつけたいし、構築の見た目もいつも通り◎だしということで記事を認めていこうと思います。俺構築記事書くためにポケモンしてるし。

なんか俺が書くときいつもシリーズ最終シーズンなんだよな。個別は並び順です。

 

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【構築経緯】

ポケモンシングルしょうもな三銃士「サンダー・メタモンゴチルゼル」へのストレスが少ない伝説を使おうと考えたところ、襷黒馬バドレックスとイベルタルしか残らなかったため、対ザシアンを決め手として黒馬バドレックスを使うことにした。

バドレックスの処理は

・悪やノーマルのタイプで攻撃を往なしながら弱点を突く
・削って先制技

辺りが主であり、バドレックスが「悪巧み」を所持している場合+1回の行動保証で大体打ち抜ける実感があったため、フェアリータイプ且つ「欠伸」「身代わり」「バトンタッチ」を習得する等必要な要素をすべて満たしていたニンフィアを続けて採用。これを軸とした。

「欠伸」を使う上で「ステルスロック」があると強いので、ランドロスを続けて採用。
バドレックスとザシアンの偶発対面では択を軽減するためにも引きを選択したかったため、それが可能な点を評価。

現状カイオーガに勝てるビジョンが0だったため、しばらく前に僕の教科書さんから「使ってみてくれん?」と言われていたゴリランダーを採用。

ミラーやメタモンが厳しかったため一撃ウーラオス

最後の枠はバンギラスを絡めた並び(ムゲンダイナ+バンギラス+テッカグヤバンギラス+ウオノラゴン等)に対応するため、パルシェンを採用して完成。

 

【コンセプト】

こちら視点の安定択を可能な限り増やす
一切の命中不安技を採用しない

の二点。

 

【個別】*上昇補正 *下降補正

 

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クロウマ=バドレックス@気合の襷♠
実数値:175-a-101-217-120-222
技構成:サイコキネシス/アストラルビット/ドレインキッス/悪巧み

・CS振り切り

"黒バド"は緊張感と黒の嘶き両方の性質を併せ持つ♥
4倍弱点の技が飛び交っているので気合の襷で行動を保証♠
どちらも振り切ってようやく足りるのでCS振り切り♦
ポリゴン2を崩し切る♦「サイコキネシス
高火力メインウェポン♣「アストラルビット」
スリップダメージから襷を守る♥「ドレインキッス」
そろそろ狩るか......♠「悪巧み」
このポケモンは変な技から順番に一通り使ったが、結局これが一番マシ......♣

 

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ニンフィア@食べ残し
実数値:201-a-113-130-165-86
技構成:ハイパーボイス/欠伸/身代わり/バトンタッチ

・H-B 特化ウーラオスの鉢巻「暗黒強打」を食べ残し込み確定2耐え
・H-D 4振りサンダーの「放電」に対して「身代わり」が残る
・S 無振り65族抜き

さっきなんか居たな。
長く居座るポケモンな為食べ残し。
ぶっちゃけ前回使った時から個体も調整もノータッチだが、これで良かったと思う。
メインウェポンで悪タイプに負荷を掛ける「ハイパーボイス
対面操作と起点作り「欠伸」
裏の行動回数を増やす「身代わり」
見てから交代する「バトンタッチ」
の構成で、バドレックスの裏に置く上で変更の余地なし。
ポリゴン2やガラルファイヤー、バルジーナ等でバドレックスを往なす相手にはこのポケモンを絡めれば概ね負けない印象。敵は引き際の状態異常だけ。

 

 f:id:Kinodoku0808:20190305173637g:plain
ランドロスゴツゴツメット
実数値:196-165-156-c-101-99
技構成:地震/蜻蛉返り/堪える/ステルスロック

・HB特化

便利なクッション。
ザシアンや物理悪への削りを最も優先してゴツゴツメット
これでも足りてないレベルなのでHB特化。ゴリランダーの上から「蜻蛉返り」を撃つと困るので呑気。
メインウェポン「地震
対面操作「蜻蛉返り」
スリップ稼ぎ「堪える」
軸に必要「ステルスロック
の構成。「氷の牙」を所持したザシアンが一定数居たこと、そもそもA特化「巨獣斬」を2発安心して受け止められないこと、バドレックスが火力を盛っていないことなどからザシアンにゴツメスリップを3回入れる為に「堪える」が必須だった。
ザシアンに後投げした後は基本「堪える」くらいしか押せなくなるので、「ステルスロック」がどうしても必要であれば初手に投げていく必要がある。


 f:id:Kinodoku0808:20211101132901g:plain
パルシェン@命の珠
実数値:125-147-200-c-66-134
技構成:氷柱針/アクアブレイク/氷の礫/殻を破る

・AS振り切り

第2エース。
+2「氷柱針」でH振りテッカグヤを落としきれること、「氷柱針」でHBサンダーがほぼ落ちることなどから命の珠。単純に襷余ってなかったってのもある。
努力値はエースだからAS。積むとスカーフ〇〇を抜けたり、素でHBサンダーにほぼ抜かれなかったりする陽気で採用。
メインウェポン「氷柱針」
最悪ザシアン軸にも出していくため「アクアブレイク
あると便利な先制技「氷の礫」
すごい積み技「殻を破る」
の構成。強かった。
確かに強かったし構築との噛み合いも良かった。しかしこのポケモンを選出した時の試合は、勝っても負けても再現性が低かったなとも感じた。

 

 f:id:Kinodoku0808:20211101132957g:plain
ウーラオス(一撃)@突撃チョッキ
実数値:179-191-121-c-112-122
技構成:インファイト/暗黒強打/蜻蛉返り/不意打ち

・H-D カイオーガの202雨「潮吹き」最高乱数切って耐え
・4振りサンダー抜き

硬い熊。いや何右向いとんねんお前。
バドレックスやバドレックス(メタモン)に後投げして対戦を展開したかった為特防振って突撃チョッキ。そもそも襷が余っておらず、バドレックス軸に於ける拘りウーラオスは択増加の元凶だと思っているので何があっても採用しないと決めていた。
基本的にADでちょっとSに割いてみたが、当然サンダーを抜けることはなかった。
メインウェポン「インファイト
メインウェポン「暗黒強打」
余裕あるときに選択する「蜻蛉返り」
これが無いとバドレックスに強くない「不意打ち」
の構成で、拘らない「蜻蛉返り」は強いなぁという感想。

 

f:id:Kinodoku0808:20200702142222g:plain
ゴリランダー@弱点保険
実数値:193-160-110-c-134-105
技構成:グラススライダー/馬鹿力/叩き落とす/剣の舞

・H-D 177「暴風」
   145「暴風」+ゴツメスリップ
   217眼鏡「アストラルビット」すべて最高乱数切って耐え
・A +4「叩き落とす」+GF「グラススライダー」でHBサンダー確定

硬いゴリラ。サンダー入りのカイオーガ、バドレックス軸に出して叫びながら「剣の舞」を選択していく。
想定ムーブの為の弱点保険。個人的に採用を避けてきたアイテムだったが、「蜻蛉返り」でも発動することで妥協した。
調整は書いたまんま、といったところ。
準備を整えて発射「グラススライダー」
サンダー倒して裏から出てくるポリナットをしばく「馬鹿力」
邪魔な道具を落とす「叩き落とす」
全員しばく「剣の舞」
の構成で、想定通りいくと一匹で対戦が終わる。しかも結構想定通りにいく。
......ハズだったが、相手はサンダー。あーいうこと(混乱自傷)とかそーいうこと(静電気麻痺痺れ)がまぁまぁ起こった。こればっかりしょうがないなという感想。それでも十二分に活躍してくれたと思う。

 

 

以上です。
パターンとして存在していた選出は

ランドロス+ニンフィア+バドレックス
ゴリランダー+ウーラオス+バドレックス

かな。積み展開選出と対面選出って感じですね。

さて、シリーズがまた一つ終わりました。
ザシアンが最強だと思うけど、自分の宗教上多分ザシアンの最大値が出せないというギャップを抱えていてしんどかったですね。バドレックスばっか使っていましたが、俺以上に「お前よりザシアンの方が強いぞ」と語りかけていたプレイヤーは居ないでしょう。
それでも最終的にかなり自分の好きな形にまとめられたことは素直にうれしいです。何度か縮小ラッキーに技外したのは置いておくとして。そらそうだけど、ランドニンフの@1はバドレックスにしか務まらなかったと思います。

ちなみにいろいろ別方面にモチベーションが向いているのですが、来期以降はまたダイマックスが帰ってきます。個人的にダイマックス好きなのでやってる気しかしなくてつらいですね。

もし仮にやるとしたら、ちゃんと時間を作らないかんなぁといったところ。またランクマッチでお会いしましょう。

 

 

tn:りかこちゃん 最終26位 (102勝56敗 レート2073)

【剣盾S20】火炎トリックs【最終22位】

悔し過ぎて区役所になった。どうも松本ぽけでございます。

シーズン19、実に7,8年ぶりに1戦もせずに過ごしたのですが、どうにもそんな人生ではストレスが足りなかったのでやっぱりガラル地方に帰ってきました。

まぁそろそろ忙しいアピールも飽きてきたし。何よりこのゲーム、コスパが異次元です(クソみたいに時間食うので)

結果としては、自分の実力鑑みたら上々、勝手に先走る己の感情的には残念無念といった感じの最終22位。最終戦がvs2位(最終1位)で負けちゃってるんでより重い荷物背負ってる気分です。unkbrbr

来期からまたシリーズが変わることもあって参考になる部分はあまり無さそうですが、他人の利益とか知らんしいつも通り書きたいからで記事を認めていこうと思います。

個別は並び順。G-表記はキョダイマックス個体です。ガイジじゃないよ。

 

f:id:Kinodoku0808:20210801140700j:plain

 

【構築経緯】

冠環境に於いてポリゴン2のスムーズな処理が鍵だと考えていた時
僕の教科書「トリックって技最強じゃない?」
ぼく「う~ん確かにw」
という会話内容を思い出したため「トリック」を強く扱うことを目指した。

「トリック」を使えるポケモンの中で、高い数値と優秀なタイプから、「トリック」+何かという行動が取りやすく、また持ち物を持ったままでも強く立ち回ることができるという点でカプ・レヒレを第一に採用。

拘り系の持ち物を押し付けた後、高い耐久によりダイマックスの一手で打開されづらく、引きからさらに展開を狙える点で2匹目にカバルドン

カバルドン展開を狙う上で積みアタッカーを採用しようと思い、一積みで明確に止まるポケモンがほぼ存在しなくなる「ビルドアップ」エースバーンを採用。

カプ・レヒレの「トリック」展開では相手の初手サンダーがだいぶ険しかったため、タイプ上サンダー対面で行動保証が掛かりやすいヒートロトムを採用。
当初は拘りアイテムだったが、電気技で拘ることの弱さ、高火力物理アタッカーの後投げに「トリック」が有効でない場面が目立ったため火炎玉に変更した。

残りの枠は最終盤一歩手前まで大量に居たウツロイドへの引き先、対ウオノラゴン、タイプ受けでの誤魔化し等の要素からサザンドラ+ギルガルドを採用して最終的な構築とした。

 

【コンセプト】

お前の物は俺の物

の一点。

 

【個別】*上昇補正 下降補正

 

 f:id:Kinodoku0808:20180904162608g:plain
カバルドン@オボンの実
実数値:215-132-154-c-123-67
技構成:地震/欠伸/ステルスロック/吹き飛ばし

・H-D 150ラプラスの「キョダイセンリツ(絶対零度)」確定耐え

安心感を与える後ろ姿。確定数がずれたら嬉しいためオボンの実。
耐久ラインをどう設定するか迷ったが、煮詰めきれず最も使用歴の長い個体を採用した。
メインウェポン「地震
カバルドン「欠伸」
展開の肝「ステルスロック
「身代わり」持ちに撃つ「吹き飛ばし」
ラグラージと比較しての優位性を「吹き飛ばし」に見出しているためこの構成。
最終日一回初手カバで3タテした。カバはつよいんだ。

 

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G-エースバーン@命の珠
実数値:155-168-95-c-96-188
技構成:フレアドライブ/捨て身タックル/不意打ち/ビルドアップ

・AS振り切り

命中安定の化身。最大限チカラを引き出す命の珠。
エースなのでAS。一生擦ります。
安定炎打点「フレアドライブ
通る範囲が広く「ダイジェット」持ちに刺せる「捨て身タックル」
ダイマックス時の性能引き上げ兼加速できないことの誤魔化し「不意打ち」
筋肉ですべてを解決「ビルドアップ」
の構成。ぶっちゃけサンダー環境だったら「火炎ボール」の方が運負けが減るだろうとも思ったが、「火炎ボール」を撃つタイミングが"暇だけどまぁ負荷掛けとくか"みたいな感じだと思ったため、そのターンを「ビルドアップ」で代用することでそのまま対戦終了まで持って行ったり、「フレアドライブ」を採用したりすることができた。
「不意打ち」がマジすごい。

 

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サザンドラ@拘りスカーフ
実数値:167-112-110-177-111-165
技構成:龍星群/悪の波動/蜻蛉返り/悪巧み

・CS振り切り

かっこいい龍。押し込みに来るドラパルト、ウオノラゴンを相手取ってもらうために拘りスカーフ。
明確な調整先が無ければポケモンは振り切りが一番強いためCS。知らんけど
最大火力「龍星群」
メインウェポン「悪の波動」
初手投げ「蜻蛉返り」
「ダイウォール」兼強引な崩し「悪巧み」
の構成。ジバコイルヒードランあんまり見ないな~と思ったため「大地の力」を見送って「ダイウォール」を採用した。最終日結構見た。
選出回数......2回

 

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ギルガルド@食べ残し
実数値:165-a-161-99-172-83
技構成:ラスターカノン/シャドーボール/キングシールド/身代わり

・H-D 145サンダーの「ボルトチェンジ」を「身代わり」が確定耐え

かっこいい盾。「身代わり」+「キングシールド」と相性の良い食べ残し。
調整はS19で10位のナインさんのものを拝借した。
メインウェポン「ラスターカノン」
メインウェポン「シャドーボール
ターン稼ぎ、回復「キングシールド」
ナットレイラグラージの前で置く「身代わり」
の構成。相手のダイマックスに結構無茶な後出しをしたが、流石の盾性能で時間を稼いでくれた。すてき。
こちらも選出数自体は少ないが、痒いところに手が届く必要なパーツだった。

 

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ヒートロトム@火炎玉
実数値:155-a-154-125-127-128
技構成:ボルトチェンジ/オーバーヒート/悪巧み/トリック

・H-B 142ウオノラゴンの火傷状態「エラ咬み」最高乱数切り耐え
・S 準速ウオノラゴン抜き

これ、あげまーすwwwヒョイッヒョイッwww
初手でいろんな相手に突っ張って火傷をプレゼントする火炎玉。
火炎玉「トリック」後、「ボルトチェンジ」を撃っていきたい思いを込めた調整。Sを上げておくと対テッカグヤ等にも活きてくる。
対面操作にも使える一致打点「ボルトチェンジ
最大炎打点「オーバーヒート」
実はこれで結構受からない「悪巧み」
鬼火です「トリック」
の構成。ぶっちゃけ着想はブリザポスへのメタでネタ風味だったが、想像の159倍くらい強くてウケた。
197ランドロスの命の珠「ストーンエッジ」辺りまでは耐えるため、重めのランドロスを焼いてから対戦を展開することができる。
その他サンダー対面で適当に裏を焼いたり、ヤドキング入りを「悪巧み」→「トリック」から崩したり、なんか最強だった。
ヒートロトムは燃えないためバレず、「トリック」を「守る」で見られた後嬉しそうに物理アタッカーが出てくるのが本当に楽しかった。

 

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カプ・レヒレ@拘り眼鏡
実数値:151-a-146-131-151-150
技構成:波乗り/ムーンフォース/挑発/トリック

・H-B 182ウーラオスの拘り鉢巻「暗黒強打」を確定2耐え

一生構築にいた。当初は拘りスカーフだったが、Sの速さよりも交代際の負荷が大切だと感じたため拘り眼鏡に切り替えた。
ウーラオスに後投げした後、そのまま倒されちゃ世話が無いためちょっと耐久振り。意地は丁度抜いてる辺りで気持ち良くなることができる。
メインウェポン「波乗り」
メインウェポン「ムーンフォース
「トリック」後の柔軟な立ち回りを可能にする「挑発」
全ての始点「トリック」
の構成。めっちゃつよかった。「トリック」+「挑発」、また拘り眼鏡の火力でサイクルに、タイプと数値で対面的な構築にとどちらにも刺していける便利ポケモン
圧倒的な「ポケモンしてる感」で気持ち良くなることもできる。

 

 

以上です。
主な選出は

ヒートロトム+カプ・レヒレ+エースバーン

です。大体これでした。
めちゃくちゃ持ち物が入り乱れて面白いです。ロトムが渡した火炎玉をレヒレが回収して後ろに回すとかもまぁまぁありました。

結構楽しくポケモンできましたが、最後の対戦で謎にイキってサザンガルド選出をした結果ミリも刺さらず負けてしまったことがとにかく悔しいです。「勝ってれば6位とかだったな......」みたいなクソダサいことばっかチラついてとてもつらいですね。

まぁ切り替えていくしかない。来期以降ダイマックスが無いのはちょっと寂しいですが、まあ......多分......やってるんじゃないかな.....知らんけど......

やりたくなったらやる感じで。またランクマッチでお会いしましょう。

 

 

tn:りかこちゃん 最終22位 (90勝 49敗 レート2035)

【剣盾S17】ヒヒーン【最終421位】

どうも皆さんお久しブリーフ。逆にキモヲタです。

今期は頭の中で最初に練った構築の見た目が最高だったので、ポケモンをすることにしました。最終日も土曜日だし。ちなみにこれは社会人アピールです

まぁ480戦もしといて社会人アピール通るわけがないんですけどね。基本的に研修期間だったのでまたこういうガイジに戻ってしまいました、ジジイなので正味しんどかったです。

ちなみに結果はいつも通りしょうもないですね。最高は2037で久々に最終日1桁踏めた辺りまでは良かったんですけど、そこからは実力が出る形になってしまいました。

でも僕は構築記事を書くためにポケモンやってるので書きます。本当はタイトルを「ウ マ 漢」にしようと思ってたんですけど、421位は漢じゃないのでやめました。今後の参考になる部分は多分ありませんので、是非指を差して鼻で笑ってください。

個別は並び順になっています。

 

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【構築経緯】

禁止伝説のザシアン,ネクロズマ及び一般枠のエースバーン,サンダーに対して展開を取りに行くことができるカバルドンからスタート。

エースとする禁止伝説は、足が速く基本的に非接触で攻めることのできるバドレックス(黒馬)とした。"黒の嘶き"があることで実質積みエース。

続いて、バドレックスとの攻めの補完が良い連撃ウーラオスを採用。

バドウーラ@1の選出が多かったため、ここからは噛み合いの悪くないメタ枠を採用することとし、まず対ミラーと対メタモン枠でガオガエンを採用。

ここまでカイオーガ軸に勝てる気がしなかったためメタとしてドラパルト。

ここまでイベルタル軸に勝てる気がしなかったためメタとしてカプ・コケコ。

ここまでゼルネアス軸に勝てる気がしなかったがもうどうしようもなかった。

以上。

 

【コンセプト】

対面操作から拘りの圧力で殴り勝つ。

の一点。

 

【個別】*上昇補正 下降補正

 

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カバルドン@オボンの実
実数値:215-132-165-c-113-67
技構成:地震/欠伸/ステルスロック/吹き飛ばし

・H-B 222ザシアンの「巨獣斬」「じゃれつく」の都合が良いライン

カバ娘。
役割の関係上オボンの実は手放せなかった。
ザシアンを意識した調整(パクリ)だが、全人類が244ザシアンに気付いていたため何度も斬られた。
ウェポン「地震
流し兼起点作り「欠伸」
削り「ステルスロック
流し「吹き飛ばし」
と、至って普通の構成。
俺が下手すぎるせいでなんかめっちゃダイマックスしてた。レヒレにいっぱい「ダイアース」撃った。ごめんねカバルドン......

 

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バドレックス(黒馬)@拘りスカーフ
実数値:207-a-108-209-121-190
技構成:アストラルビット/サイコショック/ドレインキッス/トリック
父:スペシャルウィーク
母:キロフプリミエール
鞍上:福永祐一
主な勝ち鞍:05'優駿牝馬/05'アメリカンオークス

・H-B 222ザシアンの「巨獣斬」確定耐え
・S 最速120族まで素抜き

青毛の名馬。
耐久、火力、素早さを欲張った結果拘りスカーフを持つこととなった。
このポケモンもザシアンを意識した調整だが、全人類が244ザシアンに気付いていたため何度も斬られた。
メインウェポン「アストラルビット」
メインウェポン「サイコショック
悪への打点「ドレインキッス」
の構成。「ダイホロウ」と「サイコショック」であったり、「トリック」絡めたりとかなりテクい動きがしやすいポケモンで使っていて楽しかった。
「ダイフェアリー」の選択肢があるだけで、悪タイプ入りへの選出のしやすさが段違い。「ドレインキッス」が接触技なのだけちょっと勘弁してほしかった。

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ウーラオス(連撃)@拘り鉢巻
実数値:175-182-120-c-81-163
技構成:インファイト/水流連打/燕返し/アクアジェット

・AS振り切り

クマ漢。
悪技等への後出しを前提としているため、場に着地した際の圧力が最大である拘り鉢巻での採用。
配分はAS。ポケモンって振り切りが一番強くない?
メインウェポン「インファイト
メインウェポン「水流連打」
「ダイジェット」になる「燕返し
あると便利な先制技「アクアジェット
の構成、至って普通。「雷パンチ」や「ダイウォール」が欲しいと思うこともあったが、勝ち筋になる「ダイジェット」と詰め筋になる「アクアジェット」はどちらも切れなかった。

 

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ドラパルト@突撃チョッキ クリアボディ
実数値:175-170-97-c-96-201
技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/蜻蛉返り/不意打ち

・H-B 182ウーラオスの「不意打ち」最高乱数切って耐え
・H-D 202カイオーガの「ダイアイス(130)」+霰ダメージ確定耐え
・S 最速130族抜き

漢。
カイオーガのメタ枠としての持ち物、配分。他にはムゲンダイナ入りや割とバドレックス入りにも選出した。
メインウェポン「ドラゴンアロー」
ターン稼ぎ「ゴーストダイブ
逃亡「蜻蛉返り」
あると便利な先制技「不意打ち」
の構成。よくいるチョッキドラパルト。
とにかく無難な強さを誇り続けてくれた功労者。来期以降もドラパルトだけは一生使ってそう。

 

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ガオガエン@食べ残し
実数値:201-137-131-100-132-73
技構成:嫉妬の炎/DDラリアット/守る/捨てゼリフ

・H-B-D どっちもけっこうかたい

トラ漢。
バドレックスに後投げする場面に於いて木の実は意味をなさないため食べ残し。「守る」とも相性が良い。
最後まで調整が思いつかず最初に使っていた木の実ガエンの流用個体。ごめんなさい。ザシアンへ投げていくこともあったためDだけに寄せなかったのは悪くなかった。
やきます「嫉妬の炎」
なぐります「DDラリアット
ターン稼ぎます「守る」
帰ります「捨てゼリフ」
の構成。「鬱憤晴らし」ではなく「DDラリアット」なのは、「宿り木の種」+「身代わり」のバドレックス(黒馬)にPPを枯らされてしまうと思ったため。コイツもなぜか結構ダイマックスしてた。

 

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カプ・コケコ@フィラの実
実数値:161-167-106-103-107-170
技構成:ワイルドボルト/草結び/蜻蛉返り/奮い立てる

・H-B-D 183イベルタルの珠「ダイジェット」→「ダイアーク」を素受け→ダイマックスで耐える(物理はほぼ耐え,特殊は確定耐え)

トリ漢。コイツはマジで露骨なメタ枠。
調整通りの動きをした後、ダイマックスターンが残っていれば「地球投げ」まで行動できる木の実。
イベルタルしかみてない調整。こうすることで対面で「奮い立てる」を選択することができる。
最高火力「ワイルドボルト
サブウェポン「草結び」
無理な対面は逃げる「蜻蛉返り」
展開を取りに行く積み技「奮い立てる」
の構成。メタ枠としての完結の仕方の美しさに一人で感動していた。勝手に。
メタ枠として一番機能してくれていたと思う。素のS種族値、偉ェ~。

 

 

以上です。
9割以上の対戦で

バドレックス+ウーラオス+@1

で選出しました。マジで多分470戦はこの2頭出してると思います。
上手く動かせてる時は楽しかったですが、最後は結局勝ち切れていないし実力不足を痛感します。最後に結果耐えたのが半年前なの結構さみしいですね。
敗因としては、まぁ対244ザシアンまで手が回らなかったことかな。バドレックス即死からの「いや俺が悪い」という呟き、多分Switchも聞き飽きたと思います。
竜王シリーズもしっかり勝てませんでした。次からは一個前の冠に戻りますが、また構築記事を書きたくなった時にリベンジしたいですね。

最後にとりあえず許せなかったポケモン達を発表して終わろうと思います。許せなかったので。

 

【許せなかったポケモン達】

・ゴリランダー

黒バドに「叩き落とす」が尋常じゃなく刺さるなんてのは俺でもわかるし、挙句の果てにはウーラオスまで先制技で縛ってくるのちょっと勘弁してほしかったですね

・ガラルファイヤー

アイツが居たらアイツは居ないのが今シリーズの良い所だと思ってたのに、コイツに限ってはイベルタルのくせにザシアンとかと同居してるの流石に許せなかったです。ズルはやめてくれ

・ゴツメサンダー

ヘルメットぶん殴って痛いのはわかるけどじゃあ静電気は遮断されてんだろアホタレ

 

以上。次回は結果を以て説得力のある記事が書けるよう頑張ります。
またランクマッチでお会いしましょう。