駿河湾系おたく

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狭く深く。

【SV S19】サケッポイド万面相【最終13位】

サケ(ブシ)ッポ(コラ)イド(ン)。どうもきのどくです。逆に。

6月は大変いろいろありました。特にこのハンドルネームがまるっと被っていたこと、その方がオフライン大会で見事な結果を出し僕が歴史の隅に追いやられたことは記憶に新しいです。

そんなこともあり、ただ古いだけのきのどくさんを脱却するべくなんとか頑張ってポケモンしました。結果、最後10位から判断ミスで負けて13位です。相も変わらずピリッとしませんね。

まぁでも世代単位で一番良い結果が、一番悔しい形なのは良いことなのかもしれません。このゲーム、やめらんなくてマジウゼェな。大好きだしやめる気ないですけど。

それでは発表会へ。個別は並び順です。

 

f:id:Kinodoku0808:20240702040043j:image

 

【構築経緯】

本当に最初に思いついた(多分みんな考えた)コライドン+ハバタクカミ+クッションの形がシンプルにパワーを出せそうだったため、クッションのところにランドロスを放り込んでレート上げ。

それなりの位置に来たら思いついた他伝説ポケモンを試し、溶かし、コライドンで戻す日々。

最終日前日に「これコライドンのやつ詰めるのが正解じゃね?」と気付き、最終構築の軸に決定。

まずコライドンの型は、環境の中心黒馬バドレックス、ミライドンに不利を取りすぎない突撃チョッキに決定。

次にハバタクカミ。コライドンを突撃チョッキの「蜻蛉返り」持ちで採用したため、対面操作から指数で崩す拘り眼鏡。

ランドロス。特殊はコライドン、ハバタクカミで相手できる算段だったため、HBのゴツゴツメットで採用。
ポケモン自体の変更もチラついたが、このシリーズで採用されがちなクッションポケモンに晴れ+威嚇+「挑発」で強く出られ、コライドン+ハバタクカミに有効な「電磁波」をシャットアウトできるため続投。

ここまでは当初の形からほぼ固定。且つかなり選出率が高かったため、ここからはある程度の補完を意識しつつやりたいことを詰め込んでみることにした。

サケブシッポ。最終結果が出てないため一度も記事にしていないが、「金縛り」+「アンコール」のサケブシッポをたびたび使っており、設置技と相性が良く今回は古代活性も乗せられるため、二つ目の軸にするつもりで採用。

上記サケブシッポと相性の良い設置技枠として、「毒菱」が挙がる。その枠として、今回は前期見かけて気になっていたこと、レート上げの際にコライドンへ負荷がかかって黒馬バドレックスに抜かれるケースが散見されたためその負荷を分散できることに期待してハリーマンを採用。

ハリーマンは数値が低く、HP管理が難しい。ここに「剣の舞」を所持したゴリランダーを採用することで、ハリーマンのHP管理、サケブシッポによる起点作成を活かすなど選出毎にシナジーを生めると考え採用。一旦構築を完成とした。

この6匹でレート2000に到達したが、たまたま当たらなかったものの受け回しに勝利のビジョンがまるで見えない、でかいプリンがベンチウォーマーすぎるといった問題点が浮き上がった。
感触自体は悪くなく、並びを崩すと相手の選出、手応えがブレるとも考えたためサケブシッポを"受けに出せる気がする型"に変更して最終日に臨んだ。

 

【コンセプト】

コライドン+ハバタクカミによる火力の押し付け
晴れ+「威嚇」を利用したサイクルの形成
命中不安及び「テラバースト」を採用しない

の3点。なんか持病みたいなの増えてね?

 

【個別】*上昇補正*下降補正

 

コライドン@突撃チョッキ
実数値:207-187-139-c-122-168
努力値:252-116-28-0-12-100

技構成:フレアドライブ/ドレインパンチ/ニトロチャージ/蜻蛉返り
テラスタイプ:炎

・H-B 200不一致「アイススピナー」2連最高乱数切って耐え
・H-D 176拘り眼鏡「ハイドロポンプ」を晴れ+テラスタル時2連最高乱数切って耐え
・S 最速100族抜き

倫理観を学ぶ前のモトトカゲ。あらゆる相手にゴリ押しで失礼を押し付ける。
特殊伝説に対面から殴り合いを仕掛けたり、初動が安定したりする突撃チョッキでの採用。
数値が高すぎて何をさせたら良いかわからなかったが、ある程度丸く収まった調整で不満も無かったため使い続けた。
テラスタイプは炎。晴れと合わせてメインウェポンの火力を引き上げる他、「鬼火」が効かないため黒馬バドレックスとの対面が安定しやすかったり、氷やフェアリーへ耐性をつけられるためミライドンじゃんけんの中間択への潰しになったりする。

失礼します「フレアドライブ
HP管理もできる打点「ドレインパンチ
加速できる技の火力ではない「ニトロチャージ
裏へつないだり、テラスタルかわしたり「蜻蛉返り」

の構成で、突撃チョッキなら変え先が思い当たらない。
並び的に炎の耐性が欲しい他炎タイプになることでひっくり返る対面が多いため、かなりの割合でテラスタル権を使う。が、見合った働きどころではない仕事量。

お前はまさに禁止級伝説ポケモンだ。

 

 

ランドロスゴツゴツメット
実数値:195-166-155-c-101-113
努力値:244-4-244-0-4-12

技構成:地震/蜻蛉返り/挑発/ステルスロック
テラスタイプ:鋼

・H-B 200鉢巻テラス「暗黒強打」確定耐え
・S 準速60族抜き

犬。相も変わらず化け物のお手伝いに東奔西走する。
今回はゴツゴツメットでの採用。「挑発」と合わせてヘイラッシャを相手取ったり、少ないサイクルで重要なダメージソースになったりする。
調整はほぼHB。ハバタクカミの攻撃の乱数が動くためDに4振りはしておきたかった形。
テラスタイプは氷、フェアリーが半減で、毒無効を評価して鋼。一度残りHP2で「毒突き」ワンウェポンのドヒドイデを詰ませてハッピーだった。

安定一致打点「地震
ランドロス「蜻蛉返り」
今回は崩しの側面が強い「挑発」
サイクル補助「ステルスロック

これしかランドロスの構成わからへん......
今回はコライドンが晴らしてくれる上にHBなため、連撃ウーラオスにもそれほどおびえずに済んだ。

ちなみに最終戦ではこのポケモンで撒ける「ステルスロック」を撒かず、丁度それ分ダメージが足らず負けた。ごめん......

 

  ハバタクカミ | PKM Wiki | Fandom
ハバタクカミ@拘り眼鏡
実数値:131-a-91-185-156-190
努力値:4-0-124-236-4-140

技構成:シャドーボール/ムーンフォース/パワージェム/マジカルフレイム
テラスタイプ:フェアリー

・H-B 189災い「不意打ち」確定耐え
・S 最速120族抜き

ツバサノオウと並んでハバタクカミ。よく考えてもカッコいい。
対面操作から崩しを担う拘り眼鏡。このCSがどちらも1.5倍とは恐ろしい。
調整は最低限Bを確保したCS寄り。古代活性が無くてもオオニューラの上を取りたいと考えこのライン。
テラスタイプはフェアリー。ムゲンダイナに対して相手の事故を狙うために最大火力を連打したかったから。

安定一致打点「シャドーボール
安定最大打点「ムーンフォース
ホウオウをほんのり意識した「パワージェム」
晴れと合わせて火力も出せる「マジカルフレイム」

の構成。下2つは考察の余地あり。
強い瞬間もあったが、他の技なら勝っている対戦もあった。そもそもあまり押さないため、回しながら柔軟に変えるのが良かったのかもしれない。

コライドンと互いに攻めを補完しあう姿は、これ以上ない王道感。

 


サケブシッポ@食べ残し
実数値:209-a-146-85-135-165
努力値:148-0-212-0-0-148

技構成:マジカルシャイン/サイコノイズ/身代わり/瞑想
テラスタイプ:飛行

グライオン意識(Sは抜いて、116地震で「身代わり」が上3つ以外残る)

受け回しに出せる気がするでかいプリン。かわいくはある。
技構成的に回復ソースを半無限にしたかったため食べ残し。
調整は目安。最終日の昼に一生懸命捻りだした。
テラスタイプは、「地割れ」を無効化できグライオンを詰ませる飛行。

悪テラスだめです「マジカルシャイン
回復だめです「サイコノイズ」
状態異常いやです「身代わり」
85じゃダメージソースになりません「瞑想」

の構成。なんですかこれはと聞かれたら返答に困る。
ただこれに変えて最終日2回選出できたし、1回はほんのり活きて勝ったため、まぁ......変更の判断は良かったんじゃないかな......

偉そうにタイトルにも入り込んでいるが、コライドンとの同時選出は0。ごめんなさい。十面相好きなんです。ごめんなさい。おじいさんで。

 

ハリーマン | PKM Wiki | Fandom

ハリーマン@黒いヘドロ
実数値:192-135-116-c-128-105
努力値:252-0-4-0-252-0

技構成:噛み砕く/毒々/守る/毒菱
テラスタイプ:毒

・HD特化

角野卓造じゃねーよ。興味本位で入れたら想像の5倍選出した奇跡の魚類。
黒馬バドレックスの前でも回復でき、技との噛み合いも良い黒いヘドロ。「トリック」に対してもリスクを付けられる。
何にも足りてないのでHD特化。数字大好きポケモンオタク大発狂の192。
テラスタイプは、フェアリーや格闘の被ダメージを下げながら、「毒菱」回収と回復性能、「毒々」の必中が残せる毒。いや変えなかったとかじゃなくて。何なら捕まえた時悪だったから。

黒馬バドレックスを奇跡のワンパン「噛み砕く」
サイクルを有利に進め、崩し手段になる「毒々」
これがないと生きていられない「守る」
撒いておくと便利「毒菱」

の構成。意外といろいろな技を覚えるが、上3つは必須な手応え。
カイリュー対面両引きすると先に引っ込んで驚く時があるが、そういやコイツ意外と速いんだったとなる。そのくせ「クイックターン」は覚えない魚の恥。
悪態を吐いているが実はかなり今期の結果に貢献していて、当初の期待通りバドレックスの負荷分散、ランドロスとの威嚇ループ、対オーロンゲ性能などで大いに活躍してくれた。
特に「毒菱」要員の処理速度はランドロスが最速の構築なため、回収要員として裏に置いておく上で威嚇の存在と黒馬バドレックスに後投げできるというのは非常に有用だった。

ちなみになぜか色違い。デスバーン枠。

 

 

ゴリランダー@気合の襷
実数値:177-194-110-c-90-136
努力値:12-252-0-0-0-244

技構成:グラススライダー/我武者羅/叩き落とす/剣の舞
テラスタイプ:草

・ほぼAS

しぶとく生き残るゴリラ。スライダーのキレこそ落ちたが未だ健在。
お手軽行動保障気合の襷。「我武者羅」「剣の舞」との相性も良い。
ほぼAS。襷を持つなら176にはしたいが、176と192が並ぶと失神しそうだったためSからもう1つ持ってきた。
テラスタイプは「グラススライダー」のリーチが伸びる草。(なにわろてんねん)

存在価値「グラススライダー」
襷と合わせて「我武者羅」
優秀なサブウェポン「叩き落とす」
スイープに「剣の舞」

の構成。単体性能は高いと思う。
懺悔のコーナーになるが、「我武者羅」を選択したのは3回。相手は黒馬バドレックス、黒馬バドレックス、ハバタクカミ。ごめんなさい。
終盤バドレックスとハバタクカミの同時採用とよく遭遇し、コライドンへ集中を掛けられるケースがあったが、ゴリランダーの存在はこの辺りへの対応に役立った。

襷+積み+先制技は偉大。

 

以上です。
主な選出パターンは

コライドン+ランドロス+ハバタクカミ

基本はこれ。一番パワーが出るし、わかりやすいです。
特に対ザシアンやミライドンはほぼこれ。

コライドン+ランドロス+ハリーマン

対黒馬バドレックスです。まさか魚が基本の一部に入るとは思わなんだ。
コライドンのHPを半分以上残しつつ動けると嬉しいですね。

あとは適宜。役割集中を感じたらゴリランダーを差したくて、受け回しは設置技とプリンでお祈りします。

 

重めなポケモンが以下。

キノガッサ

いつもじゃねえかよ。

メテオビームキラフロル

もうレッカ以外のキラフロルは忘れました。

ムゲンダイナ

足の速さを書いておいてほしいですね。遅けりゃプリンで。

ホウオウ

コライドンでテラスフレドラが一番勝率高いです。

 

こんなもんですかね。
前回似たような順位取ってからまた半年近く経ってるワケで、実力不足が顕著って感じです。次こそは、喜びの感情でシーズンを終えたいですね。がんばるぞ。

 

ほな、また。ランクバトルでお会いしましょう。

 

tn:まこムラサキ 最終13位 (101勝55敗 レート2134)