どうも皆さんお久しブリーフ。初めましての方は初めまブリーフ。松本です。
ポケモンSVが発売してから1年以上。どうせポケモン以外することないくせに13シーズンも何をしていたかと言うと、ただシンプルに黒星を積み重ねる日々を過ごしていました。いや本当に毎シーズン数百戦潜ってました。
そして遂に長く苦しい戦いを乗り越え、空高く羽ばた......いたとは言いづらい微妙な成績で顔を出す辺りが最高に俺の人生です。
とは言ってもやるときはやる。大事なところは決めるスタイルってね。POP TALKINGな気分やで。
以下発表会。個別は並び順です。
【構築経緯】
ランドロスで「挑発」するのが夢だった。ランドロスを採用。
真面目っぽいことを言うなら「電磁波」展開をさせず、ハバタクカミに対して強めに動くことができ、不利な相手が出てきても威嚇があるため裏から巻き返していきやすいと判断しここを始点とした。
突破力を持たないランドロスからスタートしたため、「蜻蛉返り」と合わせて壊しを担えるポケモンを考え、素早さと瞬間火力からパオジアンを採用。
ランドロスから展開する際、両ウーラオスやパオジアンに対する引き先が居なくては対戦が始まった途端目の前が真っ暗になりがちなため、タイプで引きが成立し「クイックターン」で展開を作ることができるアシレーヌを採用。ここまでを軸とした。
一応引き先こそ用意したが、正直ランドロスと対面したパオジアンはどんな手を取っても文句を言わせないレベルの圧力があるため、ここを補強したかった。それが可能で、且つ優秀な対面操作技を持つガオガエンを採用。
ランドロス+ガオガエンの選出をした際、相手の連撃ウーラオスが自慢の武術を披露しているだけで何も起こらないまま負けてしまう。そのためここに耐性を持ち、エースになれるポケモンを探した結果、水オーガポンがドンピシャリ。採用が決まった。
ここまでエースが物理一本であり、またそのエースが止まった瞬間対戦が著しく劣勢に陥るため、ラスト一枠には特殊エースを採用することに。速くてパワー、圧力がある。ハバタクカミを採用。これを以て最終構築とした。
【コンセプト】
様子見からエースを安全に着地し、数的有利を作って逃げ切る
一切の命中不安技を採用しない
の2点。下のは持病。
【個別】*上昇補正 *下降補正
パオジアン@拘り鉢巻
実数値:155-189-106-c-85-182
技構成:噛み砕く/聖なる剣/不意打ち/氷の礫
テラスタイプ:悪
・H-B カイリューの特化鉢巻テラス「神速」確定耐え
・A 特化
・S 最速ジャローダ抜き
災厄の豹。やって良いことと悪いことの区別がついていない。
柔軟な動きなどは求めていないため圧力最大の拘り鉢巻。
最初は110族抜きでHを伸ばし、気持ち総合的な耐久力を伸ばしていたが、ジャローダと遭遇した瞬間青ざめたため変更。ピッタリ収まって得した気分。
テラスタイプは通りが良くリーチの伸びる悪。
安定最大打点「噛み砕く」
悪タイプやBを上げた相手に当てる「聖なる剣」
決まれば理不尽な先制技「不意打ち」
安定先制技「氷の礫」
の構成。
最初は「地獄突き」を採用していたが、特に活きる場面も無かったため「噛み砕く」に変更。
サブウェポン枠は「サイコファング」との択だが、対ウーラオスに於いてはトントンだったため、対ブリジュラスに於いて押せる可能性をみてこちらを選択。まぁどっちもどっちかも。
「不意打ち」は止むを得ない場合に押す。極力「氷の礫」。
尚「氷柱落とし」は選外。自分がやられて嫌なことは人にやらない。当然だわな。
ハバタクカミ@拘り眼鏡
実数値:131-a-91-182-156-193
技構成:シャドーボール/ムーンフォース/パワージェム/テラバースト
テラスタイプ:ステラ
・H-B パオジアンの特化「不意打ち」確定耐え
・S 最速マスカーニャ抜き
バタミ。ムウマージの気持ちも考えてほしい。
こちらも対面操作から着地するエースなため、瞬間火力を考え拘り眼鏡。
最初はもっと耐久に割いていたが、結局技受けたらおしまいであったことや、火力の物足りなさを受け最低限を確保したCS寄りに変更。
テラスタイプは「神速」への耐性を残しながら火力を上げ、撃ち逃げとも相性が良いステラ。
安定一致打点「シャドーボール」
安定最大打点「ムーンフォース」
炎タイプへ「パワージェム」
潰しで使う「テラバースト」
の構成。これといった特徴はない。
最初は「パワージェム」のところが「滅びの歌」だったが、普通に要らなかった上に「パワージェム」が欲しい場面があったため変更。普通にこれでええ。
選出率はあまり高くないが、ひたすら無難な活躍をしてくれた。
ランドロス@オボンの実
実数値:195-175-111-c-134-113
技構成:地震/蜻蛉返り/挑発/ステルスロック
テラスタイプ:炎
・H-D ハバタクカミの特化眼鏡テラス「ムーンフォース」確定耐え
・A 4振りハバタクカミを「地震」で確定一発
・S 準速アシレーヌ抜き
犬。ワンワン言いながら化け物のお手伝いに東奔西走する。
クッションポケモンにとって汎用性の高いオボンの実。主にハバタクカミへの行動回数を増やす点で役立つ。
最初は素早さを115、残りをHDで使っていたが、火力がありすぎる上に速すぎるハバタクカミに1みたいな耐えられ方をするのが癪に障ったこと、最速ガチグマなんてポケモン(バケモン)はこの世に存在しないことから現調整に着地。一度生意気を挟んだが、控え目タスキアシレーヌくらいは抜いておきたかった。
テラスタイプは炎オーガポンや、ハバタクカミに対して行動回数を増やすことができる炎。
安定一致打点「地震」
ランドロス「蜻蛉返り」
相手の展開を止める「挑発」
エースへの道を開ける「ステルスロック」
の構成。カイリューがつらい。
とは言っても、切れる技が精々俺の夢「挑発」であり、この技もこの技でエースで倒しづらい「電磁波」「羽休め」のカイリューへ役割を持てているため変えどころがない。
かつて豊穣の王であったランドロスも恐ろしい熊や災厄の豹が闊歩するこのパルデアの地ではただの犬に過ぎなかったが、それでも99%の選出率を誇る。偉大なる忠犬。
アシレーヌ@食べ残し
実数値:187-84-138-146-137-80
技構成:クイックターン/ムーンフォース/滅びの歌/守る
テラスタイプ:毒
・HB特化
Most Valuable Pokemon. 完全に余談だが俺はオシャマリが一番嫌い。
技との噛み合いが素晴らしい食べ残し。これを持つことでウーラオスの特化「雷パンチ」を確定2耐え。
Bの実数値を1でも落とすと上記「雷パンチ」のみならず、「水流連打」のダメージがにわかには信じ難い動き方をするためHB特化。余りの4はD。ハバタクカミの特化眼鏡テラス「ムーンフォース」の乱数が動くから。
最初は呑気で少しでも「クイックターン」のリーチを稼いでいたが、無振りガチグマと同速な点が致命的で図太いに変更。
テラスタイプは耐性変化が優秀な毒。
軸「クイックターン」
安定一致打点「ムーンフォース」
流しと詰めの両立「滅びの歌」
ターンとHPを稼ぐ「守る」
の構成。変更の余地なし。クッションとして最強の技構成。
ランドロスがカイリューに日和っているため、場持ちするタイプの型は一旦「滅びの歌」で流してから2サイクル目以降で勝負を掛ける展開が多かった。
結局、ラスイチを滅ぼしてる時が一番楽しいってワケ。
オーガポン@井戸の面
実数値:159-161-112-c-117-178
技構成:ウッドホーン/ツタ棍棒/身代わり/剣の舞
テラスタイプ:水
・H-A-B +2アナライズ不一致「イカサマ」確定耐え
・A 「ステルスロック」と合わせて+2テラス「ツタ棍棒」で4振りカイリュー確定
鬼。可愛すぎる。
水無効の耐性を得るために井戸の面で採用。
これくらいはあったほうが良いだろうという推測の元汎用性を意識した調整。
正直数値云々よりも特性や技の性能を振り回して戦っていたため、ここについては確実にこうと言い切ることができない。
テラスタイプ水については言及することはない。
回復ソースにもなる安定一致打点「ウッドホーン」
安定最大打点で急所がインチキな「ツタ棍棒」
変化技を避ける「身代わり」
裏のデバフと合わせて片を付けに行く「剣の舞」
の構成。これも比較的変更の余地がない。
拘りエース(化け物のお二方)と比べて瞬間的な火力は出ないが、彼らよりも守りにゆとりを生むことができるし、積み技を所持しているため崩しの手段にバリエーションが増えるし、なくてはならない存在だった。
ガオガエン@厚底ブーツ
実数値:201-136-154-c-113-81
技構成:フレアドライブ/叩き落とす/蜻蛉返り/捨てゼリフ
テラスタイプ:フェアリー
・H-D 187一致「大地の力」確定耐え
厄介コールで場を荒らす虎。一丁前な肉体を以てお洒落な靴を履きこなす。
最初はフィラの実を持っていたが、設置技と合わせて崩しに来る相手が多く、やがてその痛みに耐えかねたガオガエンは何かに目覚め靴を履いた。
同じネコ科の彼へ投げつけることを主な役割としていたため、調整はHB基調。ちょっと余らせた分を振り分けた形。Sには振らずアシレーヌとS実数値を揃えようかとも思ったが、同時選出することがなくやりたいだけ感が否めなかったため素直に振り分けた。
テラスタイプは一撃ウーラオス、カイリューの「スケイルショット」意識でフェアリー。
安定一致打点「フレアドライブ」
一致で且つプランを崩す「叩き落とす」
デバフよりも削りを優先する際の「蜻蛉返り」
削りよりもデバフを優先する際の「捨てゼリフ」
の構成。あまり変え先が思いつかない。
多分ガオガエンを採用した人間の中で、トップクラスに「捨てゼリフ」を使わなかったと思う。というのもパオジアンやハバタクカミを着地しに行く際は、削りの方が効果的に働きがちだから。
ウーラオスの姿がない際は、割と積極的に出すとイキイキ働いてくれる。しばらく外した際にレートが低迷したため、必要だったんだなと30日に気づいた。
個別紹介は以上になります。
主な選出パターンとしては
これが9割くらい。最終日15位のROMは11-1でしたが、そのうち10戦これで、全部パオジアン。1戦はアシレーヌを前に出したパターン。一番やり方次第で対戦を作ることができる選出だったと思います。
たまにやるやつ。相手のパオジアンに連敗するとこっちになりがちです。
ハバタクカミ+ランドロス+パオジアン
クッションがランドロス1枚で事足りるときにやります。相手を倒すんだよ。対面寄りの選出で、ぶっちゃけあんまりやりません。最後はこれだったけど。
ほんで重たいポケモン。
目の前に通る胞子及び攻撃技を選択します。俺は死ぬ
テツノツツミ
ちいかわになって何とかなることを願います。
クッション枠すべてを屠ってくるので、エースの実力が浮き彫りになります。
彼らが選出画面にいたら気分最悪です。クッションの行動を制限されるのってしんどいんやなあ。
クリアチャームカイリュー
そんなことすんなよ。でもなんか思ったほど負けませんでした。
と、まぁこんなところ。
命中不安を縛っている都合上、精神衛生上はよかったかもしれません。ただ自分の中ではこれがデフォルトになってしまったので実感できないところがありますね。
なんつって魚に砕く、ハリセンボンに地震、カイリューに蜻蛉と3回技外したんですけどね。蜻蛉外れた時はまじで何が起きたかわからんかった。
ずっと勝てなくて苦しかったし今回も勝てたとは言えませんが、やっぱりポケモン楽しいです。やめられへんよ。
次は瞬間1位で満足したり仕事を言い訳に使ったりせず、ちゃんと勝ったと言える結果を目指して頑張りたいですね。
ほんじゃ、またランクマッチでお会いしましょう。
tn:159cm 最終15位 (137勝84敗 レート2191)
2/8追記
最近順位詐称がホットワードなのでとりあえずHOMEの画像貼っつけておきます。あと159cmって僕の身長なんですけど、ここだけの話去年の健康診断で測ったら160.7cmでした。詐称っちゃ詐称。