僕、お化け怖いから嫌いなんすよね。キモヲタです。
前期が割と上手くいったこともあり きのどくさん でエゴサしたり、 Pokemon HOME でワルビアルの欄を覗いてはニチャニチャしたりしていたら気付けば23日、あっという間に冠の雪原配信といった感じで、今月はとっても慌ただしかったような気がします。俺だけ?ごめん...
さて、そんな慌ただしかった(当社比)シーズンでしたが、DLCがみんな大好き準伝説の解禁だったこともあり大変なデフレシーズンでした。最終日土曜日だったのに。
僕は憤慨していたわけですよ。いやいや何が準伝説やねん、何がウルトラビーストやねん。解禁されるのは砂かきラゴンと雪かきチルドンやろがいと。
まぁ今に目を向けろやみたいなこと言いながら、自身はエゴサにパブサにと過去を眺めてニヤニヤしていたわけで、よりお話にならないんですけどね。
なんならそのせいで1ROMしか戦える状況まで持っていけませんでしたし。(サブ0戦)
まぁいろいろ言いましたが、最終的には2シーズン連続で最終1ページに残ることができて普通に良かったです。4時半過ぎに5位、2100は超えたなという段階でそそくさと退散する小者っぷりには流石に自分でも驚きましたけれども。クソみたいなチキり方はこれで最後にしたいですね。
さて、前置きはこの辺にして構築紹介に移っていこうと思います。至って真面目に、強いと思って採用したポケモン達で組んだ構築の見た目が「総評:ままごと」みたいな感じになってるのはちょっと悲しいですが、僕はこいつらに引き上げてもらいました。
命中率に囚われた呪いの構築。目に悪いので、体調不良を感じたらブラウザバックをお勧めします。個別は並び順です。
【構築経緯】
いろいろ試しながら潜って4桁を抜けられず大泣きしていたところ、友人から「パッチルドン結構強いで」との一報。とりあえず使ってみたら突然順位が上がり始めたため、パッチルドン@5から構築をスタート。電気・地面・水の竦みを抜けられるため軸に決めたとか書こうとも思ったが、これは今考えた後付けである。
使用率TOPがパッチラゴンである関係上、地面+フェアリーのサイクルからエースを展開していくのが正解の一つであると前期から信じていたため、これに合うパーツを模索。
まずフェアリータイプには、みかんぽけ さんの記事で見かけて気になっていた「クイックターン」を所持したアシレーヌを、草タイプを呼びつつスムーズにエースを着地できることを期待して採用。
続いて地面タイプ。なかなか見合う性能を持ったポケモンを見つけられなかったが、「ステルスロック」を撒くことができ、「トリックルーム」で裏を柔軟に動かすこともできる上、無効タイプが多いと強い要素を多く持っていたデスバーンを最終的に採用。
デスバーンを動かしていく上ではゴーストの一貫を切っておきたいと思ったこと、「ステルスロック」や「クイックターン」と合わせて動かせる高速アタッカーが欲しかったことから、上記記事の原案より拘りスカーフを持ったポリゴンZを採用。
アシレーヌ+デスバーンは多くの対戦で選出するつもりであったことも含め、ここまでで非常に重いナットレイに対する圧力が必要だと感じ、炎タイプを採用しようと決めた。候補がそもそも少なかったが、積むことができれば使用率上位のポケモンに対して抜きを成立させやすく、前期の感触で信用度も高かったことからウルガモスを採用。
ラストの枠には、パッチルドンの加速を「ダイアイス」に頼りきるとダイマックス枠が固定されてしまい、立ち回りの幅が狭くなってしまうと感じたため、特性"雪降らし"を持つポケモンの採用を決定。今回はアシレーヌへの確定数、ホルードとの素早さ関係、連撃ウーラオスの「水流連打」でワンパンされないことを評価してバイバニラを採用し、構築を完成とした。
【コンセプト】
対戦の行動順を支配する
の一点。
【個別】*上昇補正 下降補正
バイバニラ@気合の襷
実数値:147-103-105-162-115-144
技構成:フリーズドライ/大爆発/氷の礫/オーロラベール
・CS振り切り
好きなアイスの味はきっと──────
壁貼りが主な役割ではなく、対面性能の確保、ウーラオス対面での行動保証が必要だったため気合の襷での採用。
H4振りで特化ウーラオスの「水流連打」3連最高乱数切り、最速でホルード抜きとなるためCS振り切り余りH。
水タイプに通る氷打点「フリーズドライ」
パッチルドンにターンを残したり、起点を回避したりする「大爆発」
あると便利な先制技「氷の礫」
サイクルの負荷を減らしたりこちらの起点を作る「オーロラベール」
の構成。「吹雪」すら採用したくない己に吐き気を催す。
選出率こそ最下位だが、サイクルを回していく勝ち筋が薄い相手等に出していき、選出時の勝率はそこそこ高かった。
ウルガモス対面で爆ぜていくその姿は、涙無しには見られなかった。ありがとうバイバニラ。
パッチルドン@とけない氷
実数値:175-167-110-99-100-98
技構成:氷柱針/電撃嘴/フリーズドライ/身代わり
・S 天候霰時+1最速アーマーガア抜き
コイツの震え、武者震いって知ってたか?
数値を見て結構硬いなと思い、耐久ラインを大切にしたかったことから氷タイプ強化アイテムで採用。電気でなく氷の理由は「フリーズドライ」のヌオーへの与ダメージ。
種族値が100しかないためAの特化を確定として、最初は霰時オンバーン抜きで使っていたが、+1最速アーマーガアが抜けずに困った対戦があったため変更した。
命中率が100で襷を貫通できる「氷柱針」
性能エグすぎ「電撃嘴」
水・地面勢に打ち込む「フリーズドライ」
ターン管理や補助技透かしに使う「身代わり」
となっている。「けたぐり」があればミラーで選出しやすかっただろうとも思うが、どの技も便利で切れなかった。
このポケモンを触っていなかったら一生2000位付近に居たかもしれない。たとえ1週間の輝きだったとしても、ありがとうパッチルドン。
アシレーヌ@食べ残し
実数値:187-94-138-146-137-69
技構成:ムーンフォース/クイックターン/滅びの歌/守る
・HB特化
・S 無振り50族抜かれ
マイケル・フェルプスもビックリの華麗なターン。
「守る」との相性、クッションとしての性能を引き上げる食べ残しでの採用。
一応存在する"ダウンロード"ポリゴンZの為にB<Dにすることも考えたが、それよりも特化ウーラオスの「雷パンチ」が食べ残し込み確定3発となることの方が大きいと考えHB特化とした。
メジャーどころへ刺すメインウェポン「ムーンフォース」
便利な対面操作技「クイックターン」
序盤の流し、終盤の詰めに用いる「滅びの歌」
HP管理、ターン管理や「滅びの歌」と合わせて勝ちを確定する「守る」
の構成。水技で突っ張ることができないが、クッションポケモンとしてこれ以上無い構成だった。
「クイックターン」で場を整える他にも、後述のデスバーンの「トリックルーム」から自身がエースとなることもでき、使用率に違わぬ性能だった。
相手のラスト1匹を滅んでる時が、ポケモンで一番気持ちよかった。ありがとうアシレーヌ。
ポリゴンZ@拘りスカーフ 適応力
実数値:161-a-94-185-96-154
技構成:トライアタック/悪の波動/トリック/悪巧み
・H-B 特化珠パッチラゴンの「ダイドラグーン(140)」確定耐え(DM)
◎っ◎
終盤のスイープや潰し、また「トリック」での崩しを担える拘りスカーフでの採用。
ダイマックスする展開も多くなると思ったため最低限だけ物理耐久に割いたが、CとS両方から2ずつ削ったのはミスだったと感じる。同速勝負に可能性を残せる最速を取っておくべきだった。
追加効果が優秀なメインウェポン「トライアタック」
ノーマルの通らないゴーストへの打点「悪の波動」
拘りスカーフを押し付ける「トリック」
強引な崩しが必要になった時に使う「悪巧み」
となっている。昔命の珠で使った時よりもよっぽど崩し性能が高かった。
ウーラオスに対して動かす際は、アシレーヌ引きでダメージを見て性格を判定していく必要がありかなり神経を使うが、それをするだけの性能があった。
「トリック」を絡めてテクい立ち回りをしている時、最高に生を実感できる。ありがとうポリゴンZ。
デスバーン@オボンの実
実数値:165-115-187-c-153-50
技構成:地震/呪い/トリックルーム/ステルスロック
・H-B 特化パッチラゴンの珠「ダイドラグーン(140)」確定耐え
・H-D ゲンガーの珠「シャドーボール」最高乱数切って耐え
私のお墓の前で、泣かないでください。
サイクルを形成する上では確定数がずれるのがとても嬉しいためオボンの実での採用。
最も大切な物理耐久をまず確保し、残った分を全てDに割いた。動ける相手は多ければ多いほど良い(そりゃそう)。
メインウェポン「地震」
自主退場や流し、詰めに使える「呪い」
構築の核「トリックルーム」
サイクル下の削りとして「ステルスロック」
の構成。「トリックルーム」が本当に重要で、この技を的確に絡めていくことでアシレーヌの行動回数が倍に増えたり、パッチルドンが常に相手の上を取り続けたりすることができる。
タイプが偉すぎて選出率は1位。正直試すときはそれほど期待を持っていなかったが、最終的には本気でシリーズ6に於いて最強の地面タイプだと思い込んでしまっていた。
この1週間、お前より輝いていた墓は無え。ありがとうデスバーン。
ウルガモス@ラムの実 炎の体
実数値:161-a-100-202-126-140
技構成:炎の舞/サイコキネシス/ギガドレイン/蝶の舞
・H-B 特化パッチラゴンの珠「ダイジェット(110)」確定耐え(DM)
・C +1「ダイサイコ」でd4振りパッチラゴンが最低乱数切って落ちる
・S 最速75族抜き
いやだから、ウルガ やで。
単純に状態異常耐性の他、モロバレル入りに後ろから出して無理やり展開しにいくことも考えラムの実。
前期と比べ気合の襷を取り外したことも考慮し、耐久に多めに努力値を割いた。それでもなんとかホルード抜きまではSを確保しておくべきだった感は否めない。
単発火力以外文句なし過ぎる「炎の舞」
「ダイサイコ」になる他、ドヒドイデ等への打点にもなる「サイコキネシス」
回復ソースにもなり補完として優秀な「ギガドレイン」
すごい積み技「蝶の舞」
の構成。とてもつよい。
基本的に前期使ったポケモンは使わない予定だったが、このポケモンだけ強すぎて結局頼ってしまった。俺は弱い男...
個人的にシリーズ6はウルガモスのシリーズだったと思うくらい依存した。ありがとうウルガモス。
以上です。多分おおよそ今生の別れなので揃えて感謝を述べておきました。
選出としては
アシレーヌ+デスバーン+エース
が最も多かったです。7割方これだったかな。他のパターンだと受け回しに対してはポリゴンZでハピナスを止め、デスバーンで「ステルスロック」を撒き、ウルガモスで打ち抜きにいったり、いけそうならパッチルドンだけで打ち抜きに行ったりしてました。
それ以外でサイクルが回らないと思ったらバイバニラスタートからパッチルドン、裏咬ませてパッチルドン再展開ってのも1つのパターンでしたね。
まじできつかったのがテラキオン。基本的にどう勝ったらいいのかわかりませんでした。あと最後は初手対面デスバーン引きを徹底したので減りましたが、ウーラオスの珠「ダイサンダー」でアシレーヌをワンパンされるとその対戦はスッと降参する羽目になります。
シリーズ6、最初から最後までウーラオスが最強だと思っていましたが、最後まで僕には使えませんでした。下手すぎて。代わりにウルガモスが最強であってくれたので何とか耐えたんですけどもね。
どっちもウで始まってスで終わるし、そういうことだったんかもしれん。今思えば他のトップメタも、ウッチラゴスとかウシレースみたいな名前だった気がしてきました。牛、競争してたっけ?
さて、いよいよ大怪獣バトルが始まりますね。
僕は見た目が大変好みだからまずガラルファイヤーから触りたいな~とか、テッカグヤだけアローラ地方に帰ってくんねえかな~とかそんなことだけふわふわ頭に浮かべております。
制限ルール下では上手くいったけど、上限解放ルール下では何もできないマイナーポケモン人間でしたってのは嫌なので、引き続き来期も気張っていきたいです。みんなウキウキだったし、まぁデフレってことはないでしょう。期待してるぜ。
またランクマッチでお会いしましょう。
tn:りかこちゃん 最終10位 (170勝 107敗 レート2102)